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#61 - 2016-03-16 16:21:18 UTC
ジョヴ幹部会がCONCORDインナーサークルを脱退、意識的思考学会が後任に指名される
2016-03-15 16:38 スコープ、リナ・アンバー

ユーライ発、速報-先ほど、CONCORDインナーサークルのセリ・オコナヤ総裁から衝撃的な発表がなされた。その内容とは、ジョヴ幹部会が正式にインナーサークルを脱退し、以後は意識的思考学会がCONCORDとインナーサークルにおけるジョヴ帝国の地位を引き継ぐというものだった。

[img]http://web.ccpgamescdn.com/newssystem/media/70125/1/jove_circle_soct.png[/img]

CONCORDにおけるSoCTの地位について、オコナヤ総裁は次のように話した。
「その起源をジョヴ帝国にもつ意識的思考学会は、ジョヴ幹部会との定期的な接触を維持してきた数少ない組織です。近年、ジョヴ幹部会はインナーサークルと学会に対し、CONCORDなどの星間外交機関の基盤的役割から離脱する意思を明らかにしていました。そして最後の数ヶ月間に、ジョヴ幹部会は意識的思考学会をCONCORDでの後継組織に指名するという決定を下しました」

オコナヤ総裁はSoCT上級指導者マツィ・ライシュを記者会見に同席させ、彼がインナーサークルにおける学会の代表になることを明言した。昨年7月、ジャミル1世の乗るアバター級タイタンをスキャンし、アマー海軍とカプセラによって乗艦のグノーシス級を撃沈されて以来、彼が公の場に姿を現すのはこれが初めてのことだ。メンター・ライシュの登場により、彼の死亡説には終止符が打たれたが、あの7月のサルムプライムでの一件は何が目的だったのかという疑問が再燃している。

SoCTの新しい地位について、メンター・ライシュは次のように語っている。
「学会とジョヴ帝国は常に密接な関係を保ち、我々は偉大な文化的遺産の継承者となりました。今や、学会はジョヴ幹部会の地位を受け継ぎ、重大な責任をも担っています。ニューエデン4大国のパートナーとしてCONCORDを管理し、我々の世界、ニューエデン星団の平和を全力で維持することへの責任です。なかでも、学会はニューエデンが『ドリフターズ』と呼ぶ勢力との紛争終結を目指したいと考えています。我々は彼らと相互理解の基礎を築くことが可能だと信じているのです」

オコナヤ総裁とメンター・ライシュは、ジョヴ帝国の現状とジョヴ技術の移転に関する質問には回答しなかった。また、メンター・ライシュは7月のサルムプライムでの一件、そして彼が長期にわたって不在だったことについても説明を拒否した。これらの真相については、スコープは今後も追求を続けていくつもりだ。

主要ジョヴ系企業のSoCT移譲に続き、事態はジョヴ帝国の星間政治離脱という歴史的事件にまで発展した。一方、かつては内幕を推測されるばかりだったSoCTは存在感を倍化させ、ニューエデンにとっての重要性を飛躍的に高めたと言えるだろう。
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#62 - 2016-03-19 03:04:59 UTC
カルダリ海軍がガリスタス輸送船団を攻撃…ブラックライズ
2016-03-16 17:21 スコープ、アルトン・ハヴェリ

アキダジ発-スコープは今朝のカルダリ海軍とガリスタス海賊団の戦闘について、詳細な情報を確認した。海軍側は複数の艦艇が損傷し、ガリスタス側は20隻以上を喪失した模様だ。

海軍当局は1時間ほど前に声明を発表し、会見に臨んだカルダリ海軍第37戦隊「オクトパス」のヒケミ・コッラド司令官は次のように述べた。
「本日未明、ブラックライズのアキダジ星系、エナルリ行きスターゲート周辺で行われた戦闘において、カラカル級巡洋艦3隻とスコーピオン級戦艦4隻が大きな損傷を受けた。この戦闘はガリスタス製作所の輸送船団を追跡し、阻止行動をとったために発生したものである」

声明とともに提供された要約報告によれば、船団はクローン起動装置や医療機器を積載した2隻のカロン級超大型輸送艦と、多数のフリゲート、巡洋艦から成る護衛部隊で構成されていた。海軍当局は積荷を破壊し、医療要員や警備スタッフも含めた推計4000名以上のガリスタス構成員を殺害したとしている。

また、声明は第三勢力が戦闘に関与したことも明かした。この所属不明部隊の正体について問われると、コッラド司令官は「彼らは我が方を援護するために現れたようだが、今のところ正体は分かっていない」と答えた。

第三勢力による作戦行動への介入それ自体について質問が飛ぶと、コッラド司令官は行為そのものは容認できないと強調した。
「いかなる個人・団体であれ、彼らは当局の許可なくカルダリ領内において独自の軍事行動をとったのだから、これは違法行為と言わざるをえない」

「ただし、彼らの標的はあくまでガリスタスであり、我が方と彼らが一発の射撃すら交わさなかった事実は把握している。彼らの正体は定かでないが、実に練度の高い、よく統制された集団であるように見受けられた」

コッラド司令官は最後に、第三勢力が艦載機や艦載爆撃機に近い高速戦闘艇で編成されていたという噂を事実だと認め、損傷した7隻の艦艇は修理・換装を経て、数日中に現場に復帰する予定だと話し、会見を終えた。
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#63 - 2016-03-19 10:02:53 UTC  |  Edited by: ISD Parrot
ハッキングされたSCCビルボードが不正なメッセージを放送…DEDは注意を呼びかける
2016-03-18 11:58 スコープ、リナ・アンバー

ユーライ発-ニューエデン全域のSCCビルボードが不正なメッセージを放送していることを受けて、指令執行局はカプセラに注意を促す声明を発表した。

今朝から放送され始めたメッセージは、自らを「ヴァルキリー」と名乗る不正規パイロット集団と関係があるようだ。メッセージはガリスタス海賊団が捕虜を使って危険な人体実験を行っていると告発し、ガリスタス関連施設への攻撃を訴えている。

DEDジェネシス艦隊のオド・コラチ准将も先ほど声明を発表し、ガリスタスの施設を調査する際は十分に警戒するよう呼びかけた。彼は「個人、あるいは商用ライセンスで活動しているカプセラは、ガリスタス関連施設の調査を試みるなら、細心の注意を払って行動すべき」だと話し、「現時点ではこの集団の目的は判明しておらず、状況の完全な評価が完了するまで、指令執行局は厳戒態勢を維持」するとしている。

さらに、コラチ准将は「この不正規パイロット達がガリスタスの分派、もしくは組織に反逆した反乱分子」だと示唆する情報があることを明かし、「彼ら自身が告発した人体実験によって生みだされた可能性は高い」と述べた。

今回の事件に関連して、昨夜、ブランチのカルダリ海軍情報収集施設がガリスタス海賊団の通信を傍受・解読した。これはスコープが軍関係者から入手した未確認情報だが、ガリスタスは最近新たに登場した犯罪組織、「スキズム」とビジネス関係を結んだものと思われる。この組織については名前以外の詳しいことは分かっていない。
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#64 - 2016-03-19 16:39:55 UTC  |  Edited by: ISD Parrot
スコープニュース – ガリスタスへの攻撃を訴える不正規パイロット集団
2016-03-18

精鋭の傭兵パイロット集団として知られるヴァルキリーは、昨今の艦載機パイロット拉致がガリスタス海賊団の選抜部隊によって行われていると断定し、傍受した通信内容を公開しました。

現在確認されている情報によると、拉致されたパイロット達はニューエデン全域に散在する拘禁施設へ収容された後、ローセキュリティ宙域に設置された大型の移送施設へ集められるようです。

このパイロット達が最終的にどうなるのかは不明ですが、傍受された通信から、「スキズム」がある種の人体実験を進めていることが分かりました。ヴァルキリーは手遅れになる前にパイロット達を解放するべく、彼らが特定したガリスタスの収容施設・移送施設を攻撃するよう、カプセラに要請しています。人道的な側面に関心の薄いカプセラのため、ヴァルキリーはガリスタス施設に蓄積されている貴重な物資にも言及し、これらも同様に「解放」される必要があると指摘しました。

これと並行して、ヴァルキリーの科学者はTEBSインターフェイスの複合的通信強度を科学的見地から測定するため、ガリスタス施設から回収した同機器を保管しておくよう求めています。ヴァルキリーはTEBSインターフェイス回収に大きな功績をあげたカプセラを称えるため、何らかの顕彰を計画していると明言しました。

スコープよりアルトン・ハヴェリがお送りしました。

ヘッドラインニュース
・第24隊帝国十字軍がメトロポリスの4個星系を制圧、義勇兵の衝突が再び激化
・連邦海軍は新型主力艦開発計画についてコメントを拒否
・カルダリ海軍はガリスタス海賊団との交戦で損傷した全艦艇の現場復帰を発表
・シスターズ・オブ・イブはドリフターDNA解析計画、プロジェクト・ディスカバリーへのカプセラの協力に感謝
・アップウェル・コンソーシアムはシタデルの新機能に関するコメントを拒否、正式発表を待つよう求める
・軟禁中の帝位継承権者がYC118年度帝位継承試験決勝戦を迎えるため、ダム・トーサッドへ帰還
・指令執行局は…
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#65 - 2016-04-02 05:39:39 UTC  |  Edited by: ISD Parrot
スコープニュース – サークル・オブ・ツーがトリビュートで敗北、インペリウムとの関係断絶
2016-03-31

トリビュートにおける防衛戦で、インペリウム(Imperium)艦隊が甚大な被害を被りました。40以上のアライアンスとその他組織、3000名を超えるカプセラで構成された侵攻部隊は、戦略的に重要なM-OEE8星系の領域管理用拠点を破壊し、迎撃部隊に大きな損害を与えています。M-OEE8星系は長らくインペリウムに所属してきたサークル・オブ・ツー(Circle of Two)の本拠地で、同組織の艦隊集結地点でもありました。

戦闘終結後、サークル・オブ・ツーはインペリウムとの関係を断つという驚くべき声明を発表しました。インペリウムはサークル・オブ・ツーの離脱によって3000名を超すパイロットを失い、トリビュートの支配権は極めて不安定な状況に置かれています。

賛否両論あるカリスマ的指導者、ミッタニ(Mittani)によって率いられているインペリウムは、周辺リージョンに勢力圏を拡大するため、過去数ヶ月にわたって「ヴァイスロイ・システム」の導入を目指してきました。これは彼らの「帝国」へ恒常的に貢納金を納めさせ、引き換えに宙域の支配を認める、一種の植民地総督制度でした。システムがいくつかのアライアンスに拒否されると、インペリウムはクラウドリングへの侵攻を開始し、その矛先は近隣のローセキュリティ宙域にまで向けられました。このとき、外敵を前にした地元海賊勢力がそれまでの因縁を脇に置き、インペリウム艦隊撃退のために組織したのがローセク・ボルトロン・コアリション(Low Sec Voltron Coalition)です。

幾度かの戦いを経て、ボルトロンはインペリウム艦隊と対立する諸勢力、サイコティック・テンデンシーズ(Psychotic Tendencies)、アウト・オブ・サイト(Out of Sight)、パンデミックホード(Pandemic Horde)、オメガ・セキュリティ・シンジケート(Omega Security Syndicate)等との連携を選びました。この流れは加速し、最近の数週間ではテスト・アライアンス(Test Alliance)、ノーザン・コアリション(Northern Coalition)、パンデミックレギオン(Pandemic Legion)、ダークネス(Darkness)、ザ・カルチャー(The Culture)が合流しています。また、インペリウムに恨みを持つ裕福な銀行家が、反インペリウム連合に資金を提供しているという噂もあります。

インペリウム艦隊が対峙しなければならない相手が、ニューエデン史上最大規模の艦隊となるのは間違いないと思われます。両陣営は戦力の強化に全力を注いでおり、インペリウムも敵の猛攻を耐えしのぐため、その強大無比な艦隊の出撃準備を進めている模様です。

スコープよりアルトン・ハヴェリがお送りしました。

ヘッドラインニュース
・ダム・トーサッドでYC118年度帝位継承試験決勝戦の準備が進む
・カルダリ海軍とスペースレーンパトロールは、ローントレックのミト、カアラにおけるガリスタス海賊団の大幅な活動減少を確認…カプセラの攻撃が影響か
・代表取締委員会はザ・フォージのオルパナ、ローントレックのウマモン、アサロラの税関部隊増員を発表…カプセラの紛争から逃れようとしたピュアブラインド、ベール・オブ・ザ・サイレントの住民がカルダリ国境に殺到したためと説明
・ホームガードはカルダリプロヴィデンス総局の前責任者、タイバス・ヘスの捜索を再開
・第24隊帝国十字軍がメトロポリスとヘイマターで連盟自由軍を押し戻す
・グランドテイジョンカジノがスプリンターズ全国選手権の予選を準備中
・コラマ星系の記録保管庫ステーションで火災発生、一部記録が破壊される
・多くのカプセラから質問を受けながらも、意識的思考学会はドリフターズとの関係について沈黙を維持
・新規代理店が参入、カルダリ・アマー市場におけるスターシ売上高は続伸
・代表取締委員会はコラマ星系の記録保管庫ステーション火災について、放火を視野に含めた調査を開始
・MBCコアリションがインペリウムに圧力を…
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#66 - 2016-04-02 08:28:10 UTC  |  Edited by: ISD Parrot
スコープニュース – 激化の一途を辿る北部の戦い
2016-04-01

ここ数日、ニューエデン北部を航行する多くのカプセラ艦隊が目撃され、インペリウム(Imperium)領各地で小戦闘が頻発しています。

タクティカル・ナルコティクス・チーム(Tactical Narcotics Team/TNT)の本拠地、UMI-KK星系もマニーバッジャー(Moneybadger)艦隊の激しい攻撃を受け、領域管理用拠点を喪失。TNTは現地アウトポストの管理権を失いました。インペリウムは要撃型フリゲートによる群狼戦術でTNTを援護したものの、侵攻部隊の大型艦に圧倒されたとのことです。管理権が係争状態に突入したことで、UMI-KK星系のアウトポストはフリーポートとなり、すべてのカプセラが利用できるようになっています。当アウトポストが誰の手に帰するかは、今後2日以内に決まってくるでしょう。

まもなくミッタニ(Mittani)がグーニオン行動方針演説を行うため、現在はインペリウムの動向に注目が集まっています。過去のグーニオン行動方針演説はインペリウムの決起大会となったこともあり、その意味合いは現状確認や方針発表に留まりません。しかし、特に演説に耳を澄ませるであろう人々は、インペリウムの旧本拠地たるVFK-IV星系の住民です。VFK-IV星系は既に領域管理用拠点が脆弱化しており、今夕にも攻撃を受けるだろうと予想されています。この星系の戦略的価値はそれほど高くありませんが、歴史的価値は大きく、デクレインのインペリウム本領が今次戦争において初めて侵略の危機にさらされているという点でも、重大な意味を有しています。

インペリウム艦隊がVFK-IV星系を死守するのか、それとも防衛線を再形成するのか。グーニオン演説で多くのことが明らかになるでしょう。

スコープよりアルトン・ハヴェリがお送りしました。

ヘッドラインニュース
・MBCが北部リージョンでインペリウムに圧力、トリビュート攻勢の流れ続く
・指令執行局はニューエデン北部回廊地帯に渡航警告を発表
・近隣リージョンの紛争激化を受け、アップウェル・コンソーシアムはクラウドリングでの資源調査活動を一時中止
・アウターリング発掘調査はクベーラ、ヒーサラの両採掘拠点を本社近くに再展開したことを発表
・MBCのインペリウム本領VFK-IV星系に対する攻撃が秒読み段階へ
・スローンワールズでアマー海軍新型艦艇の試験航行が目撃される
・ザ・サウザン・シンジケート(The Southern Syndicate)がペリゲンフォールズの数個星系を喪失
・カーラキオタ社CEOハータカン・オイリツーは代表取締委員会に会合招集を要求…北部国境地帯の警備状況が議題
・連邦防衛同盟は…
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#67 - 2016-04-09 03:21:54 UTC
スコープニュース – MBC北進、戦争は続く
2016-04-08

ニューエデン北部では依然として激しい戦いが続き、インペリウム(Imperium)本領デクレインのリージョン境界線に沿って戦闘が発生しています。

MBC陣営は多方面から侵攻し、フェイド、テナルに存在する複数のインペリウム側ステーションが既に陥落しました。デクレインはグーンスウォーム連盟(Goonswarm Federation)の本拠地で、現時点では比較的無傷な状態を維持していますが、MBC艦隊の攻撃を受けるのは時間の問題のように思われます。そのため、インペリウムはサラネン星系に集結させていた自艦隊の再編成を進めており、防御の薄いリージョンからほとんどの資産を運び出しました。軍事専門家は、この戦線縮小によってインペリウム側の重要拠点の守りが強化されるだろうと分析しています。

数で劣るインペリウムは守勢に立たされていますが、彼らには明確な指導部を持つ、確立された強固なコアリションであるという強みがあります。対するマニーバッジャー・コアリション(Money Badger Coaltion)、MBCは、はっきりした指揮系統のない緩慢な同盟組織です。この1週間のミッタニ(Mittani)の演説でも、インペリウムの連携こそが敵に対抗するための鍵だと強調されてきました。同時に、インペリウム指導部は、たとえ一時的に領土を失ったとしても、いつかはMBC構成組織へ復讐する日が訪れるとも主張しています。

スコープよりアルトン・ハヴェリがお送りしました。

ヘッドラインニュース
・YC118年度帝位継承試験決勝戦を前に、ガレンテの駐アマー大使がビロア星系へ一時帰還。7日以内にジャッカス・ローデン大統領を伴って出発か。
・スコープ幹部がユーライ星系の通商保護委員会本部を訪問。
・連合プロテクトレイトはブラックライズのマートー星系を占領。エッセンス方面にも侵攻。
・帝位継承試験実行委員会はダム・トーサッドの祭典でマコト・プリアノ(Makoto Priano)が講演することを発表。演題はドリフターズについて。
・ノーブルアプライアンス社が第1四半期の損失を報告。帝位継承試験の高級衣装需要でも補いきれず。
・ウィルコミ社が実験的な水力融合発電施設をアンティアイネン6で稼働開始。
・プロパガンダが…
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#68 - 2016-04-14 17:05:20 UTC
迫る帝位継承試験決勝戦…6皇家後継当主が軟禁下の帝位継承権者を訪問
2016-04-13 17:57 アマー公共ニュース、ザラ・セリル

アマープライム発-今週、YC118年度チャンピオンシップ決勝戦に向けた準備の一環として、アマー6皇家の後継当主が現当主を公式訪問している。決勝戦は4月22日(金)の夜、政府高官やニューエデン中のカプセラパイロットが見守るなかで行われる予定。

YC117年11月に帝位継承試験が始まって以来、帝位継承権者たちは聖テトリモン教団のもとで軟禁状態に置かれている。これまでの本戦を勝ち抜き、来週の決勝戦へと駒を進めるのは、アリッツィオ・コルアゾールとカティズ・タッシュムーコンを代理するチャンピオン達だ。コルアゾール、タッシュムーコン両家の代表チームは、それぞれライサス(Lysus)とケロン・ダークライト(Kelon Darklight)が率い、戦いの結果が聖なるアマーの至尊の玉座を占める人間を決める。

各皇家の後継当主は、帝国を代表する名家を導くという重責に備えるため、様々な形で現当主と連絡を重ねてきた。ほとんどの後継当主…アリム・アーディシャパー卿、ハミデ・カドール女侯、エルシリア・コルアゾール女侯、タニル・タッシュムーコン卿…は現当主と週1回の頻度で会見しているが、サルム家、クーニッド家についてはやや事情が異なるようだ。

アラハ・サルム元帥と現当主メリメス・サルムとの接触は不定期なものだった。元帥は帝国海軍予備隊の提督を務めているため、対ドリフター戦における自身の責任上、やむなきことだったと説明している。逆に、毎日のようにクーニッド2世陛下と面会していたファロック・クーニッド公爵は、ガルケ・クーニッド王の数多の経験から多くを学ぼうとしていたと話した。「国王陛下が担ってきた偉大な責務の性質、そして重圧について、陛下と親しく語らう機会が得られたことは光栄の極みと言うほかありません。私と陛下は常にともに祈り、神聖アマーの栄光とクーニッド王国への加護に対して感謝を捧げています」
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#69 - 2016-04-16 05:19:17 UTC  |  Edited by: ISD Parrot
チャンピオンの到着を予感させる儀仗隊アバター艦隊
2016-04-15 18:20 アマー公共ニュース、ザラ・セリル

アマープライム発-昨日、YC118年度チャンピオンシップ決勝戦に出場する、コルアゾール家とタッシュムーコン家のチャンピオンの到着を予感させる出来事があった。帝国近衛隊のアバター級タイタンが、アマー星系の皇族所有ステーションに展開したのだ。

チャンピオンを迎えんとする儀仗隊(画像提供 : ニューエデン・ジオグラフィック)

8隻のアバターには、それぞれコルアゾール、タッシュムーコン両家のチャンピオンと家臣たちの名前が付けられていた。彼らはアリッツィオ・コルアゾールのチャンピオン、ライサス(Lysus)、そしてカティズ・タッシュムーコンのチャンピオン、ケロン・ダークライト(Kelon Darklight)の儀仗隊として出動している。

コルアゾール家とタッシュムーコン家の代表チームは、6皇家が参戦した帝位継承試験の本戦を勝ち抜き、聖なるアマーの皇帝位を争う決勝戦へと進んだ。残る2チームによる最後の戦いは、帝国各界の要人やカプセラパイロットに見守られつつ、4月22日(金)に行われる。

タッシュムーコン家代表パイロットのケロン・ダークライトは、本戦で一切敗れることなく決勝戦まで歩を進めた。コルアゾール家代表パイロットのライサスは、緒戦は決勝への進出が危ぶまれたものの、最後は手強いアーディシャパー家代表チームを破り、タッシュムーコン家に挑む権利を手にした。コルアゾール家が勝ち抜いた背後には、クーニッド家チャンピオンのダマシス・カデシュ(Damassys Kadesh)によるサルム家のミタラ・ニューエル(Mitara Newelle)への勝利が大きく影響しており、まさに際どい状況だった。

全皇家のチャンピオン達は、彼らが代理人を務めた皇家の名とともに、古代より続く火と血の審判に臨んだ者、アマー帝国の貴族として歴代記に記録される。

アーディシャパー家代理人、アーディシャパープライム3「ラドニス」の貴族、ソウルレス・ジーロット(SoulLess Zealot)。
カドール家代理人、カドールプライム3の貴族、イスィカ・ホーク(Ithica Hawk)。
クーニッド家代理人、キテイルド4はマルケスの貴族にして騎士、ダマシス・カデシュ
コルアゾール家代理人、コルアゾールプライム4「エクリプティクム」の貴族、ライサス
サルム家代理人、サルムプライム3「メキオス」の貴族、ミタラ・ニューエル
タッシュムーコン家代理人、タッシュムーコンプライム3の貴族、ケロン・ダークライト
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#70 - 2016-04-21 17:34:26 UTC  |  Edited by: ISD Parrot
帝位継承試験が佳境を迎える…アリッツィオ・コルアゾールとカティズ・タッシュムーコンは各々の代表チームと面会
2016-04-20 18:05 アマー公共ニュース、ザラ・セリル

(帝都ダム・トーサッドと帝位継承権者たち)

ダム・トーサッド、アマープライム発-今日、帝位継承試験を勝ち抜いてきた2人の帝位継承権者、アリッツィオ・コルアゾールとカティズ・タッシュムーコンが、それぞれのチャンピオン達と面会した。両家の代表チームは神聖アマーの統治者を決めるため、4月22日ニューエデン標準時17:00から、YC118年度アマーチャンピオンシップ決勝戦に臨む。

コルアゾール家代表チームは、チャンピオンのライサス(Lysus)を筆頭に、彼の家臣アナリアシス(Anariasis)、フーディー・マフィア(Hoodie Mafia)、サレク・ミンヤタル(Sarek Minyatar)の4名で構成されている。ライサス達の本戦での戦いぶりは浮き沈みの激しいものだったが、最終的には勝利を収め、決勝戦へ進出した。

タッシュムーコン家代表チームを率いるのはケロン・ダークライト(Kelon Darklight)、従うのはルシアン4世(Lucian IV)、マキシン・アンティルス(Maxine Antilles)、ワサQc(Wasa Qc)だ。彼らは無敗のまま本戦を戦い抜き、まっすぐに決勝戦へと勝ち上がった。

アリッツィオ・コルアゾールは伝統主義者やアマー帝国の一体化を求める人々から支持されており、星間関係には保守的な姿勢をとっている。彼はジャミル1世陛下のもとで帝国宰相を務め、地方貴族や地元の有力者が擁していた政治権力を帝国中枢に集めることで、帝権に対する揺るぎない忠誠心を示してきた。

カティズ・タッシュムーコンは進歩派から強く支持されている、帝国の権力構造における外向的象徴だ。彼女は貿易と外交に重点を置いているが、この方針は大きな商業的利権を持つ上流階級や、辺境宙域を領する諸侯から高い評価を受けている。また、軍部や宗教界は帝位継承試験に対して超然とした態度を保つよう期待され、実際そうした態度を貫いているが、なおも一部からはタッシュムーコン家出身の女帝という点について懸念の声が上がっている。

今週のアマープライムは、帝位継承試験の終幕を目にしようとする多数のカプセラで溢れかえっている。惑星へ上陸したカプセラ達は、聖テトリモン教団が特に今回のために接収した施設で歓待を受けているようだ。今や聖なるアマーの全てが金曜日の決勝戦を心待ちにし、帝都ダム・トーサッドは言うに及ばず、郊外の宿泊施設までもが歴史的瞬間を目撃しようとする群衆によって埋め尽くされている。
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#71 - 2016-04-22 17:06:25 UTC  |  Edited by: ISD Parrot
スコープニュース – 帝位継承試験を祝う祭典が始まる
2016-04-21

帝位継承試験の結末を見届けるため、ニューエデン全域のカプセラがアマーに集まっています。

コルアゾール家ではライサス(Lysus)がアリッツィオ・コルアゾールの代理人として戦い、タッシュムーコン家ではケロン・ダークライト(Kelon Darklight)がカティズ・タッシュムーコンのために戦いに臨みます。この試合に勝利した皇家が先帝ジャミル1世の後を継ぎ、勝てば玉座が、負ければ自決の運命が待っています。アマー帝国の新たな統治者が立ち向かわねばならない試練は数多く、ドリフターの脅威、発展著しい新技術、そして北部辺境における戦争はその一部でしかありません。

ここ数日の目立った展開としては、多くのカプセラがアマー8の皇族所有ステーションで船を降り、惑星へ上陸する準備を進めています。この動乱の時代、一体何が彼らを待ち受けているのか、その答えを探し求めてのことなのは間違いなさそうです。

スコープのリナ・アンバーがダム・トーサッドよりお送りしました。

ヘッドラインニュース
・帝国近衛隊は帝位継承試験最終戦の始まりに備え、厳戒態勢を維持。
・今朝、ローデン大統領は駐アマー大使とメンタス・ブラーク特務部長を伴って皇族所有ステーションを出立、アマープライムへ。
・マニーバッジャー・コアリションの攻勢続行…インペリウムは更に多くの領土を喪失。
・アマー・カルダリにおけるスターシの売上は依然として好調。
・連邦防衛同盟は大規模な戦闘の末、エッセンスのバイフレバート星系を奪還。
・ドディクシー9で…
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#72 - 2016-04-23 08:17:22 UTC
ケロン・ダークライトがアマーチャンピオンシップを制す…帝位はカティズ・タッシュムーコンの手に
2016-04-22 20:40 アマー公共ニュース、ザラ・セリル

ダム・トーサッド、アマープライム発-今日、ケロン・ダークライト(Kelon Darklight)が帝位継承試験最終戦に勝利し、カティズ・タッシュムーコンが帝国の次代の統治者となることが決まった。新たな女帝の誕生を告げる鐘の音は、長く、遠く、そしてはっきりと鳴り響いた。帝都ダム・トーサッドに集った群衆たちは、タッシュムーコン家のケロン・ダークライトと、彼の家臣ルシアン4世(Lucian IV)、マキシン・アンティルス(Maxine Antilles)、ワサQc(Wasa Qc)が大いなる勝利を収めた瞬間を見届けた。

神聖アマーの帝位を決める戦いは、間違いなく激戦と呼べるものとなった。アマーチャンピオンシップの規程に則り、最長で5試合が準備された決勝戦において、両皇家のチャンピオン、ライサス(Lysus)とケロン・ダークライトは、各々の家臣団を率いて名誉に恥じぬ戦いぶりを見せてくれた。だが、コルアゾール家代表チームの熾烈な決意が相手に一矢報いたものの、最後に勝ち鬨を上げたのはタッシュムーコン家代表チームだった。彼らの勝利により、カティズ・タッシュムーコンは帝位と統治権の正当な継承者となったのである。

帝位継承権はカティズ・タッシュムーコンのものと確定したため、今後は戴冠式の計画が進められるだろう。これは彼女にとっては勝利だが、他の皇家当主には死を意味する。女帝陛下が戴冠したのち、帝位継承権者たちはシャトール・シン、すなわち儀式的自決を遂げなければならないのだ。6皇家の後継当主たちは家督継承に向けた最終段階に入り、新たな帝位継承権者、そして聖なるアマーの貴族、平民、国土の指導者となるための準備に励む。

帝国とニューエデンにとっては女帝陛下の戴冠式が最大の重要事とはいえ、今夜の栄光はケロン・ダークライトと彼の家臣団に捧げられるべきだろう。ダム・トーサッド全体が帝国の新時代の幕開けを祝うなか、チャンピオンと彼の戦友たちは今宵の主役となっている。今や帝国全体の擁護者となったケロン・ダークライトには、女帝陛下から聖座会十字勲章が授与され、家臣団にもゴールドマグニートが贈られる。

女帝陛下万歳! アマーに勝利あれ!
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#73 - 2016-05-04 12:09:54 UTC
アップウェル・コンソーシアムが私有シタデルの門出を祝福
2016-05-02 17:29 スコープ、リナ・アンバー

X-BV98発-先週末からニューエデン各地でシタデルの建設ラッシュが続いていることを受けて、きょう午後、アップウェル・コンソーシアムが記者会見を開いた。会見では、幹部級メンバーがアストラフス型シタデルの門出を祝福した。

記者会見はインタキ銀行本店で行われ、アップウェルの首脳部が一同に会した。会見はインタキ銀行特別営業マネージャー、リー・ブリナールがアップウェル・コンソーシアムを代表して、「ニューエデンが新時代の幕開けを目撃」し、「かつて人類が経験したことのない繁栄と安定の時代」が訪れようとしていると宣言するところから始まった。

次に、ブリナールはアップウェル・コンソーシアムの提携企業に対し、ブループリントの市場展開、ならびにシタデルのための液体ルーターサポートネットワークのオンライン作業が可能なかぎり迅速に進められたことについて謝意を表した。
「アップウェル・コンソーシアムは経験豊かな、あるいは新進気鋭の事業家たちが自らの夢を実現できるよう、必要な道具と技術を提供しています。より良い明日をもたらすという約束をこのような形で果たすことができ、私たちは本当に誇りに思います。シタデルはそれ自体が壮大な工業的偉業ですが、いまだ世に現れざるものの基盤となるのが本来の役割です。更に明るく、豊かな未来に向けて進んでいくため、アップウェルは今後も星団全域の独立系カプセラ達と協力していくことを切に望みます」

ブリナールは会見の終わりに、研究コンポーネント回収に貢献したカプセラ達へのブループリントは既に発行済みだと明かした。また、全協力者へ贈られるアパレルは現在製造中で、5月末までには配布される見込みだとも語った。
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#74 - 2016-05-04 19:08:26 UTC  |  Edited by: ISD Parrot
帝位継承試験実行委員会はカティズ1世陛下の戴冠式を9月と発表
2016-05-04 16:57 アマー公共ニュース、ザラ・セリル

ダム・トーサッド、アマープライム発-アマー帝国帝位継承試験実行委員会は、カティズ1世陛下の戴冠式がYC118年9月27日に執り行われると発表した。ポミク・ハロミ侍従長は委員会を代表し、戴冠式について次のように語った。
「カティズ1世陛下が継承試験で勝利を収められ、聖なるアマーの歩むべき道筋が定まりました。陛下の戴冠式は典則と信仰に則り、正統な形で執り行われます。既に準備は始まっており、陛下が帝冠をお受けになる瞬間は、すべての目撃者にとって聖別されたひとときとなるでしょう」

聖テトリモン教団はアーディシャパー、カドール、クーニッド、コルアゾール、そしてサルム家の帝位継承権者たちを見守り続けている。彼らはシャトール・シンの伝統にもとづき、冠を受けられた女帝陛下の命に従って、信仰の最後の誓いを果たすだろう。

カティズ1世陛下の勝利に対する反応は、神聖アマーのどこを見ても喜びで満ち溢れている。多くの帝国領がいまだ祝賀休日の真っ最中で、あらゆる場所で皇族とタッシュムーコン家の旗がひるがえっている。各皇家の後継当主は帝位継承試験の一環として忠誠を誓約しており、現在は各領地の相続を着々と進めている状態だ。カティズ1世陛下が戴冠されたのち、彼らは改めて皇家当主としての忠誠を誓う。

CONCORD加盟国における反応は、大半が想像通りのものだった。カルダリ連合代表取締委員会のプオク・コッシネン委員長は女帝陛下勝利の報について、次のようなコメントで歓迎した。
「カルダリ連合は偉大なるアマー帝国との間で、生産的かつ相互尊重的な関係が維持されることを期待します。カティズ陛下のような洞察力と先見の明ある指導者のもとであれば、二国が協力して事に取り組む機会もあるでしょう。我々はそのような機会を大いに歓迎します」

ジャッカス・ローデン大統領はアマー滞在中に目の当たりにした女帝陛下の勝利をただちに賞賛しながらも、先帝ジャミル1世陛下の死についても言及した。
「ある女帝の葬儀に出席すること。これは大統領職にある者の実に悲しい責務です。一方で、もう1人の女帝が冠を受ける光景を目にするのは、喜ばしい仕事であると言うことができます。すなわち、カティズ・タッシュムーコンの戴冠式です。ガレンテとアマーはしばしば意見を異にすることがありますが、今のような不安定な時代にあっては、世界の安定と安全について利益を共有できるものと信じます」

ミンマター共和国は、アマー帝国に対する従来の立場を今一度強調するに留まった。共和国議会の代表者は次のようなコメントを発表している。
「ミンマター部族共和国の帝国に対する姿勢が今回の事態によって変化することはありません。新たな女帝が帝国における全奴隷の全面的解放を宣言するなら、我が国は両国間に建設的関係を築くこともやぶさかではない。その日が訪れるまで、我々としては特に言うことはありません」
ミンマターの街頭では、カティズ1世陛下の肖像や人形を燃やすといった野蛮な行いや、淫らな動作による奇矯なパントマイミンングなど、反帝国的な言動が目立った。

意識的思考学会はCONCORD加盟国と同等の地位にあるものの、今回は特にコメントを発表していない。
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#75 - 2016-05-06 02:39:52 UTC
アップウェル・コンソーシアムがカプセラの日をアナウンス!
2016-05-05 14:30 スコープ、リナ・アンバー

4C-B7X発-きょう午後、アップウェル・コンソーシアムは記者会見を開き、「カプセラの日」についてアナウンスするとともに、星団初の民間所有・商業利用目的のフォーティザー型シタデルが建設、オンライン化されたことを祝福した。

記者会見では、アウターリング発掘調査のヤニ・サー・アテューCEOが「ニューエデン初のフォーティザー型シタデルを建設したことで、ハードノックス・シチズンズ(Hard Knocks Citizens)の献身性、工業における実力、粘り強さが証明されました」と述べ、当事者たちを賞賛した。

参考までに言っておくと、ヤニ・サー・アテューは最近OREの経営者に復帰、現在はアップウェル・コンソーシアムの会長も務めている。同氏は会見を続け、アップウェルがあらゆるカプセラを顕彰するつもりだと明かし、パイロットライセンスが有効なすべてのカプセラに贈り物を用意していると発表した。贈り物の内容は、アップウェルをモチーフにしたカプセル用SKINと、今週末の祝祭を盛りあげるためのフェスティバルランチャー、そして花火の類だ。

5月6日(金)は最初の商用カプセラライセンスが認可、発行され、独立系カプセラが宇宙に飛び出してから13周年の節目にあたる。

カプセラの記念日を祝うため、この週末はニューエデン各地で祝祭が催されるだろう。アップウェルは、コロニー形成とモジュール式建設技術の急速な発展がカプセラ向けインフラの成長に新時代をもたらすと繰り返し強調しており、今年のカプセラの日はより一層特別な日になるかもしれない。
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#76 - 2016-05-06 20:17:41 UTC  |  Edited by: ISD Parrot
スコープニュース – シタデルにまで及ぶワールドウォー・ビーの戦火
2016-05-06

北部ではいまだ散発的な戦闘が続いています。インペリウムがゲリラ戦術に移行したため、MBC指導部は次なる一手を模索している状況です。

ベール・オブ・ザ・サイレント、トリビュート、ブランチ、テナル、デクレインが陥落した今、戦いの舞台はフェイドとピュアブラインドに移りました。インペリウム艦隊の大部分は比較的安全なローセク宙域へ逃れたとされていますが、大規模な主力艦艦隊が係争宙域のどこかに潜んでいるという噂もあります。

次のニュースです。アップウェルがブループリントを発売してから数日と経たないうちに、ニューエデン各地でアストラフス型シタデルが建設されました。より大型のフォーティザー型、キープスター型シタデルに関しても、現在建設が進められています。

完成したばかりのシタデルがカプセラ間の紛争で破壊され、早くも膨大な人命が失われるという事件も起きました。しかし、希望を抱いた入植者たちは、野心的な事業家が築いたシタデルに流入しつづけています。罪のない住民が悲劇的な死を迎えているにもかかわらず、シタデルの宣伝を継続し、惑星上の人々に非現実的なユートピアめいた夢物語を吹聴している点については、アップウェルにも批判が集まっています。

アップウェルは5月6日をカプセラの日としてアナウンスしたばかりですが、このような事件が起きた直後ということもあって、恥知らずでご都合主義的な態度だと見なす向きもあるようです。すべてのカプセラに記念品を贈るという行為も、死亡した入植者の遺族たちからは無神経極まりないと非難されています。

スコープよりアルトン・ハヴェリがお送りしました。

ヘッドラインニュース
・コラマ星系の記録保管庫ステーション放火に関連して、ホームガードはニューカルダリプライムで容疑者4名を逮捕。
・アップウェル・コンソーシアムはハードノックス・シチズンズ(Hard Knocks Citizens)が初のフォーティザー型シタデルを建設したことを確認。ヤニ・サー・アテュー会長が建設者たちの工業力と軍事力を称賛。
・スコープ社は通商保護委員会との接触の噂は事実だと発表。連邦からの離脱と独立報道機関としての確立について協議。
・帝位継承試験実行委員会はカティズ1世の戴冠式を9月27日に行うと発表。
・カルダリ税関当局はローントレックとブラックライズに渡航自粛勧告を発表。北部からの交通量増加に伴い、入国管理に遅れが発生しているため。
・カティズ1世は…
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#77 - 2016-05-18 08:15:55 UTC  |  Edited by: ISD Parrot
冷たき風(Cold Wind)

[img]https://web.ccpgamescdn.com/communityassets/img/chronicles/chronicleImage/Cold_wind.jpg[/img]

『冷たき風』は最初に吹いた風であり、最後に吹く風でもある。この風はカーラキオタ山脈を初めて吹き抜け、その庇護の下にある命を強かに育てた。今、彼はラータ人の到来を目にして、クレシュの木立に歓迎の風を吹かせた。

『冷たき風』が『西の風』にラータ人について尋ねると、彼は火と血、そして炎の物語を伝えた。しかし、ラータ人は木々や岩、水に敬意を払ったので、『冷たき風』は自分の物語を彼らと分かちあえることを幸せに思った。

彼はラータ人のために吹き、幾度もの秋が訪れては去っていった。やがて彼の声を耳にしたディティアースが竹の横笛を作り、クヴィアは弓を竪琴とし、皆に『冷たき風』の言葉へ耳を傾けるよう説いた。

『冷たき風』は雪と雨をもたらす月を、森の実りと狩りの季節を、食むに適した薬草を教えた。ラータ人は彼の言葉から学び、物語が与える知恵は彼らを強靭に育てあげた。

今度は西方より別の人間たちが現れ、『冷たき風』は再び喜びを感じた。だが、彼らは『西の風』が語ったように、火と血、そして炎をもたらした。壁を築くために石を割り、槍を作るために木を伐り、彼ら以外の者を皆殺しにして土地と水は自分たちのものだと訴え始めた。

クヴィアは素早く力強かった。『冷たき風』はより強い弓とよく飛ぶ矢を作る方法を教えた。音をたてず、足跡も残さない身のこなし方、隠れた小道を見つける術を教えた。

ディティアースは穏やかで奥深かった。『冷たき風』は戦いに斃れた戦士たちの業を歌い、男たちの心に火を灯す方法を教えた。走るべき時と歩むべき時、待つべき時と打つべき時を教えた。

西からやって来た男たちの槍はただ影を捉えるのみ、そしてその影すらも槍の穂先が届く前にかき消えた。彼らの戦士はどこからともなく飛んでくる矢に1人また1人と射倒されてゆく。空はいつまでも暗い雲に覆われ、もはや陽の光も星の輝きも目にすることができない。風は昼となく夜となく叫び続け、西方の指導者の声は男たちの耳へ届かなくなった。

西からやって来た男たちの心は恐れに侵された。ある者が去ると、またある者も後に続き、やがて全ての者が去っていった。

ラータ人は勝利を喜び、祝い、『冷たき風』への賛歌を唄った。『冷たき風』は賛歌を捧げられるまでもないと微笑み、ラータ人たちに言った。

「世に多くの人々があり、多くの物語がある。勇気ある者はカーラキオタの山々を離れ、彼らの間を旅し、異国の風に触れるがいい。ハーキン・クレン! あまねく地を渡り歩いて全ての物語を耳にしたなら、故郷への帰り路をたどれ」

クヴィアは素早く力強かった。彼の目は遠い異郷の地を映し、北へむけて走りだした。

ディティアースは穏やかで奥深かった。彼はまだ見ぬ外つ国を夢見て、東へむけて歩き始めた。

***

クヴィアより強い者はいなかった。いつしか彼は歩くことを忘れ、人々を率い、北方のフーキウェ族が従った。ディティアースの叡智に及ぶ者はいなかった。いつしか彼は聞くことを忘れ、人々に語りかけ、東方のオリオニ人が呼びかけに応えた。月日は流れ、息子の子供が父親になること3度。フーキウェの17家は南へ歩きだし、オリオニの23家は西への帰路についた。

両者はお互いにカーラキオタ山脈の麓で出くわした。時の流れが記憶を薄めている。彼らは相手を見知らぬ他所者、異なる家紋を掲げる者だと考え、我こそが木々と水源の真の相続人だと訴えた。

双方が相手の訴えを退けた。

早秋の寒い夜明けの中、2つの軍勢は矢戦の距離で向い合っていた。小雪がもたらす沈黙が重苦しい。男たちは戦いの相手となるもう一方の男たちを見つめている。鷲の甲高い鳴き声が沈黙を破り、両軍は喊声をあげて激突した。

風たちは戦いを眺めながら、武器を置くよう囁きかけていた。『西の風』は積もった雪を吹きあげ、互いの相手の姿を隠そうとしたが、既に怒りで盲目となっている男たちが動くもの全てを斬り捨てようとするのは止められなかった。『山の風』は戦いに燃える心へ冷たい山風を送りこんだが、男たちの血管という血管は怒りに沸きたち、寒さで鎮められるものではなかった。

戦士たちの3人に1人が斃れ、さらに多くの者が死者の後を追った。戦場に立つのが5人に1人となったとき、『冷たき風』の痛みはかつて経験したことのない怒りへ変わった。

「今すぐ」彼は絶叫した。「戦いを止めよ!」

『冷たき風』は誰も武器を持っていられなくなるほどの吹雪と氷雪を吐きだし、敵も味方も盲となって、彼の怒りから逃れるためにさまよった。猛吹雪は戦士たちの膝を折り、誰もが最後の一筋の温かさに必死にしがみついて生き延びていた。

『西の風』が霧をはらった。「この男たちを許しておやりなさい」彼は言った。「彼らは目が見えなくなっていたが、これで見えるようになったでしょう」

『嵐の風』が空を晴らした。「人間たちに憐れみを」彼は言った。「彼らの怒りはあなたの前に消え去りました」

『冷たき風』は怒りをおさめ、戦士たちに手足の感覚が戻った。

「お互いをよく見るのだ」彼は語りかけた。「どうやって戦う相手を区別する? どうやって討つべき敵を知るのか?」

戦っていた男たちは立ち上がり、自分たちの鎧をあらためた。どの家の紋章も引き裂かれ、砕けて見えなくなっていた。

「この戦場に2人として同じ顔をもつ者はいない。だが、こうなった今、その違いを答えられる者はいるか?」

男たちは敵と兄弟を見分けようと互いに顔を見合わせたが、彼らの顔を覆う血飛沫がそれを許さなかった。

『冷たき風』は囁いた。「よく覚えておけ。その目を信じるなら、お前たちはもう一度殺しあう。その体に流れる血を信じるなら、誰もが平和の内に故郷へ帰りつくだろう」

17の家と23の家は40の家となり、クヴィアとディティアースは再びラータとなった。

***

2つの血統、1つの民族 : ディティスとシバーの魂に宿るラータの精神」 - YC87年、ライダイ・プレス - 転載許可済
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#78 - 2016-05-28 07:39:38 UTC
アップウェルがカプセラの日の記念品を発送!
2016-05-06 12:21 スコープ、アルトン・ハヴェリ

4C-B7X発-アップウェル・コンソーシアムはニューエデン全域のカプセラへの記念品発送を発表した。商業用カプセラパイロット・ライセンスが初めて発行されてから13年目の記念日を迎え、星団各地でカプセラの日を祝う祭りが始まっている。

アップウェルは昨日、すべてのカプセラパイロットにアップウェルカラーのカプセル用SKIN、フェスティバルランチャー、そして花火弾を配布すると宣言していた。これらの記念品は今年最大規模の物流オペレーションを経て、全世界のカプセラのもとへ届けられた。

シタデルシリーズの不実表示と、治安の悪い宙域でのコロニー建設に警告を怠っている点について、アップウェル・コンソーシアムはいまだ激しい批判にさらされている。が、そんな議論をよそに祭典は既に始まっており、カプセラパイロット達は花火を満載した艦船で各地の宇宙航路へ繰り出していった。

(訳注:更新日が5月6日になっていますが、何らかの理由で昨27日まで公開されていなかったようです :P)
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#79 - 2016-05-28 07:42:09 UTC  |  Edited by: ISD Parrot
連邦情報局がサーペンティス社の新型艦建造を懸念、DEDへ情報提供
2016-05-26 20:06 スコープ、リナ・アンバー

ビロア発-関係者によると、連邦情報局はサーペンティス社が行っている戦力増強の規模と性質に関して、CONCORD指令執行局に「深い懸念」を伝えた模様だ。この際、連邦情報局側で把握している分析情報もDEDに提供されたと思われる。その情報とはサーペンティス艦隊が大規模な新造艦建設計画を進めており、計画には新型主力艦の開発ならびに建造さえ含まれているというものだった。

最も憂慮されるのは、帝位継承試験の祭典を乱した海賊放送で公開された、重武装かつ重装甲を誇るエレバス級タイタンの派生型が開発されていることだ。連邦情報局はこの「ヴァンキッシャー級タイタン」について、サーペンティス社とエンジェルカルテルが合同で開発にあたっていると推測。サーペンティス社が独自に開発した主力艦を実際に配備していることから、大型主力艦の展開も間近ではないかと警告している。

関係者は海賊の脅威とニューエデン外縁部における違法組織の活動に関して、「CONCORDが形式を満たすだけで満足している」ことに不安を感じると明かした。スコープはCONCORD指導部とDED司令部にコメントを求めたが、どちらからも一切の反応を得られていない。
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#80 - 2016-05-28 09:54:11 UTC  |  Edited by: ISD Parrot
スコープニュース – ハードノックス・シチズンズがキープスターを建設
2016-05-27

先週、ニューエデン初のキープスター型シタデル「フォート・ノックス」が完成し、搭載兵器の試験射撃が行われました。ご覧頂いているのはスコープに提供された映像で、ドゥームズデイ・デバイスの試射を行っている光景です。映像からも分かるとおり、フォート・ノックスは武装化され、完全な稼動状態にあります。このキープスター型シタデルはフォーティザー型、アストラフス型とともにJ115405星系に置かれており、建設したハードノックス・シチズンズ(Hard Knocks Citizens)の驚くべき実力を証明するものと言えるでしょう。

次のニュースです。北部では紛争が続いており、インペリウムは全領土を喪失しながらも、戦闘を停止する気配は見せていません。彼らはローセク宙域のサラネン星系まで撤退し、MBC側の占領部隊に対して攻撃を仕掛けています。このゲリラ戦術に対処するため、MBCはフォーティザー型シタデルをサラネン星系に建設、敵を挑発する目的で「スピンマスター」と名付けました。最前線にフォーティザーを設置するという行動には、明らかに周辺宙域の制圧を目指す意図があります。事実、サラネン星系では既に数度にわたって大規模な戦闘が行われ、両陣営が大きな被害を出しています。

最も規模の大きな戦闘の1つでは、最近開発された艦隊援護型主力艦が極めて重要な役割を果たしました。MBCが強力な援護によって自陣営のタイタンを守りきり、支援部隊によってインペリウム艦隊を痛打することに成功したのです。彼らは現在もサラネン星系に圧力を加えており、これまでのところ、旧領を奪還しようとするインペリウムのあらゆる動きを撃退しつづけています。なお、艦隊援護型主力艦は登場して間もない主力艦ですが、既に多くの大艦隊にとって無くてはならない存在となっています。

アマーチャンピオンシップの最中に海賊放送が行われて以来、サーペンティス社が独自に強化型主力艦を建造するのではないかと噂されています。未確認の報告によれば、艦載機母艦や攻城艦どころか、タイタンすらもカプセラ向けに開発されている模様です。

スコープよりリナ・アンバーがお送りしました。

ヘッドラインニュース
・ファウンテンでサーペンティス社章をつけた複数の未確認主力艦が目撃される。
・アップウェル・コンソーシアムは研究コンポーネント回収プログラムの協力者に対し、アパレルの配布を開始すると発表。
・カプセラが連邦結成記念日の祝賀イベントを主催。YC118年6月18日、ルミネール星系で開催予定。
・フリーダムエクステンション社はアップウェル・コンソーシアムから船団改修のための資金援助を受けたことを発表。今月初め、エイフィル・アンド・コー本社向けの衣料品大型貨物がフェドーに侵入された事件を受けて。
・ビロア協定軍(Villore Accords)がサーペンティス社の主力艦についてコメント。リルネス市襲撃事件を引きあいに出し、ガレンテ連邦に更に踏みこんだ行動を求める。
・グランドテイジョンリゾートと同カジノはYC118年第4四半期のカプセラ向けイベントを主催。ガレンテ系ファッションデザイナーも需要の高まりに備える。
・ブルータイガーで公表を博したハリ・カム・ノウ、待望の新作「マティグ・シービースト」SKINを間もなく公開。
・アウターリング発掘調査がアップウェル・コンソーシアム指導部に中型インダストリアルアレイの基本設計を提出。