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一般的な議論

 
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EVE Online 開発者ブログ

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ISD Parrot
ISD Japan
ISD Alliance
#101 - 2016-10-17 15:02:47 UTC
『スキルトレーニングが完了しました』…EVE Onlineのキャラクターシート
2016-10-13 16:22 By Team Psycho Sisters

パイロット諸君、ご機嫌よう。

私たちはEVE OnlineのUI、UX開発を担当しているPsycho Sistersチームです。11月の「アセンション」エクスパンションに向けてクローンステートに関するアレコレを制作しつつ、皆さんのキャラクターのスキル育成がもう少しだけ快適になる方法を探してきました。

そこで私たちが注力したのが、ある船で飛びたいと望み、スキルブックを購入し、実際にトレーニングを開始するまでの流れをスリム化することでした。

新しいIDカードとスキルの見え方

(画像…新しいキャラクターシート)

キャラクターシートをほとんど丸ごと再設計しました。改良された新しいヘッダーには、あなたのキャラクターの基本情報が表示されています。スキルグループは概観と分布を兼ねた棒グラフとして表示され、それぞれのグループを選択すると、そこに所属しているスキルを確認することができます。フィルターや証明書はドロップダウンメニューから簡単に選択でき、画面上部の検索バーを使えば自在にスキルを検索できます。

キャラクターシートの他の部分は古いままですが、表示内容を再構築し、将来的にはアップデートを加えていきたいと思っています。

スキル。そう、至るところスキルだらけだ!

(画像…新しいトレーニングキュー)

これからは前提スキルがツールチップに表示されるので、船に乗り込んだりレーザーを据え付けたりするのに何が必要かすぐに分かります。また、あなたがアルファクローンの状態でオメガクローンしか使えないアイテムを選択すると、オメガにアップグレードしなければ使用できない旨がツールチップに表示されます。これは無用の混乱を防ぐための措置です。

(画像…新しいツールチップ1)

あなたが既にオメガクローンの状態でも、スキルブックを購入しなければならなかったり、既に登録済みのスキルをトレーニングする必要があるときは、それを促すツールチップが表示されます。

(画像…新しいツールチップ2)

マウスをクリックする回数を可能な限り減らし、皆さんが目の前の仕事に…より優れた、より素早い、より強力なカプセラになるという仕事に…集中できるようになることを目指しています!

新しいスキルバー

(画像…新しいスキルバー)

私たちは従来よりも多くの情報を盛り込み、クラシックな5つ箱型スキルバーを再登場させるつもりです。スキルあるところ、どこにでもスキルバーが現れるようになるでしょう。

皆さんのご意見・ご感想をお待ちしています!

良き宇宙の旅を。
Psycho Sistersチーム
ISD Parrot
ISD Japan
ISD Alliance
#102 - 2016-10-18 15:11:26 UTC
ピンク色のロサダ・ドーンSKIN発売…乳がん啓発を支援!
2016-10-13 16:41 By CCP Falcon

(画像…ピンクリボン・プロキュアラー)

私たちは10月の乳がん啓発月間を支援するため、ニューエデンストアでロサダ・ドーンSKINを期間限定販売することにしました!

ニューエデンストアにおけるロサダ・ドーンSKINの売り上げは全額がAurumから現金へ変換され、アイスランド国立がん協会が展開しているBleika Slaufan(ピンクリボン運動)へと寄付されます。

アイスランドがん学会は女性に多いがんを啓発し、募金を集めるため、毎年ピンクリボン運動に参加しています。今年のテーマは乳がんに関する知識普及と予防です。集められた寄付金は乳がん検診機器とソフトウェアの改良、最新化のために使われます。

乳がんは家族全体の問題です。母親は家族の中心、そして今年のキャンペーン活動の中心でもあります。#formomか#fyrirmömmuのハッシュタグを付けてロサダ・ドーンSKINの画像をツイートし、あなたもピンクリボン運動を支援しましょう。

このSKINは以下のORE艦に使用でき、2016年11月1日のダウンタイムまでニューエデンストアで販売されます。

プロキュアラー、レトリーバー、コベトアー、スキフ
マッキノー、ハルク、バウヘッド、オルカ
ロークアル、プライム、ノクティス
ISD Parrot
ISD Japan
ISD Alliance
#103 - 2016-10-19 16:03:59 UTC  |  Edited by: ISD Parrot
インセプション - EVE Onlineの新規プレイヤー向けコンテンツ
2016-10-18 15:49 By Team Genesis

宇宙駆ける友人たちよ、ご機嫌よう。

私たちは新規プレイヤー向けコンテンツ(NPE)を一新するため、この1年を通じてとても有意義な開発計画を進めてきました。ファンフェスでCCP Ghostの予告を聞いた方もいるかもしれませんが、ついに11月8日の「アセンション」エクスパンションでNPE第一弾がリリースされます。

私たちはこれを「インセプション」と呼んでいます。

インセプションって?

インセプションは謎を解き明かしながらカプセラとしての基礎を学ぶ、ストーリーライン型キャンペーンの第一弾です。プレイヤーは四大国とシスターズ・オブ・イブのために宇宙を飛び回り、最後は祖国とともにドリフターズ相手の戦いへ身を投じることになります。

四大国

インセプションで中心的な役割を果すのはニューエデンの四大国です。私たちは皆さんの選択を尊重し、プレイヤーと国を同じくするキャラクター(音声付き)を助言役に設定しました。ドリフターズとは何なのか、船団はあなたを残してどうなったのか、あなたは何をすべきなのか等々、必要な情報は彼らが与えてくれます。助言役たちはプレイヤーが選んだ国家を色濃く反映しており、国ごとに異なった雰囲気を醸し出す台詞であなたを楽しませてくれるでしょう。それでは、助言役たちを紹介します。

[img]http://content.eveonline.com/www/newssystem/media/70628/1/MentorsClose550.jpg[/img]

[img]http://content.eveonline.com/www/newssystem/media/70628/1/MentorsLineUp550.jpg[/img]

左から右へ、

アマー : ラファエル・タロン
カルダリ : レイ・カターラ
ガレンテ : コール・トレル
ミンマター : イナ・ヴァダリ

オーラ

(画像…オーラ)

さらに、フレンドリーな艦船補助AIの「オーラ」もあなたをサポートします。改良されて声が付いた彼女は、皆さんの行動を支援し、ゲーム内容について色々と解説してくれます。オーラは音声、テキスト、そしてハイライトという3つのガイダンス機能を備えているので、初期のゲームプレイがずっと快適になるはずです。オーラが皆さんの何やかやに喜んで付き合ってくれるのは言うまでもありません。オーラの仕事ぶりをちょっと覗いてみましょう…

(画像…オーラのガイダンス)

UIのハイライト

私たちはUIのハイライトをよりEVEにマッチした見た目に改善しつつ、更なる機能を付け加えました。オーラは彼女が与える様々なタスクについて、今やほとんどのUIをハイライトできるようになっています。新規プレイヤーが何がどこにあるかを理解し、宇宙空間やオーバービュー上でアイテムを見つける際、これは大いに役立つでしょう。

オペレーション・アンド・タスク

インセプション実装と同時に、私たちは現行のオポチュニティをオペレーション・アンド・タスクへ徐々に移行していきたいと考えています。このオペレーション・アンド・タスクでは、助言役がオペレーションの背景とバックストーリーを説明し、それを完遂するためのタスクはオーラが解説するという形で、ストーリーライン型の体験を提供します。今回の内容は後のリリースで実装されるはるかに大きなコンテンツの序章にすぎません。

新しいサイト

インセプションのために5つの新しいサイトを作成しました。

・研究施設
・密輸業者の隠れ家
・SoE調査用アウトポスト
・集結地点
・隠されたドリフターゼニス

これらのサイトではストーリーを体験しつつ、船の操縦方法を学ぶことが出来ます。インセプションは祖国のために働く内容なので、研究施設、集結地点、隠されたドリフターゼニスの状況は国家によって微妙に異なります。また、NPEサイトにはNPC同士の戦闘などの新しい環境を用意しており、隠されたドリフターゼニスでは軍とドリフター艦隊が大規模な戦闘を繰り広げます。

(画像…ドリフター構造物)

(画像…ドリフターズと交戦するアマー艦隊)

報酬とミニスキルインジェクター

私たちは新規プレイヤーのための新しい報酬システムを考えました。単に報酬を与えて終わりにするのではなく、報酬を通じてゲームメカニズムに対する理解を深めてもらい、iskを稼いだりアイテムを生産したりといった次の成功へつなげてもらうのが目的です。例えば、iskを支払うならミッション完了報酬ではなくNPCの懸賞金という形をとり、自分用のデータアナライザーはタスクの一環として製造してもらうとか。

他にも、インセプションを経験した新規プレイヤーのためにミニスキルインジェクターを導入します。このスキルインジェクターはマーケットを通して売買できず、750,000スキルポイント以下のキャラクターが使用すると80,000未使用スキルポイントが付与されます。フリゲートLv3をLv4へ上げるのに丁度良いかもしれません。

経験豊富な皆さんも、ぜひNPEをお試しください。来週にはテストサーバーに実装される予定です。なお、インセプションをプレイするには新しいキャラクターを作成する必要があります。皆さんの忌憚なき意見をお待ちしております!

Genesisチーム
ISD Parrot
ISD Japan
ISD Alliance
#104 - 2016-11-09 15:34:29 UTC
EVE Online用モバイルアプリ、EVE Portalをご紹介
2016-11-08 13:52 By Team Portal

私たちはEVE Online用モバイルアプリ、EVE Portalのベータ版をAndroidとiPhone向けに公開しました。現時点では基本部分のみ実装されており、将来的にはより多くの機能が備わる予定です。

今回のベータ版では次のような機能をご利用いただけます。あなたが持っているキャラクターのうち、追跡しておきたいキャラクタープロフィールを好きなだけ登録できます。ゲーム内の通知システムと連動したアクティビティフィードや、登録しておいたキャラクターでのEVEメール送受信、カレンダーの確認も可能です。さらに、セキュリティで守られたストアからPLEXとAurumもお求め頂けます。これらの機能は画面下部に表示されるアイコンからアクセスしてください。

キャラクターリスト

最初はキャラクターリストです。ここでは登録済みのキャラクターを確認したり、新しいキャラクターを追加することができます。キャラクターが1つのアカウントに複数存在していても、登録できるのは一度に1人ずつのみです。なお、キャラクターは複数の異なるアカウントから登録できます。

キャラクターをタッチすると、そのキャラクターの詳しい情報が表示されます。キャラクターを左へスワイプすればリストから削除できます。

[img]http://content.eveonline.com/www/newssystem/media/70696/1/PortalAuth338.jpg[/img]

キャラクターシートに表示される詳細情報は次の通りです。

・キャラクターのポートレート
・現在所属しているアライアンスとコーポレーション
・現在のウォレットの状態
・キャラクターの年齢
・合計スキルポイント
・搭乗中の船
・キャラクターの現在地
・現在のスキルキューと追加されているスキルの残り時間
・ジャンプクローンの場所と装着されているインプラント

[img]http://content.eveonline.com/www/newssystem/media/70696/1/PortalCharacter338.jpg[/img]

アクティビティフィード

アクティビティフィードを使えば、ゲーム内で起こる出来事を取りこぼしなくチェックできます。発生時にアラートを鳴らすことも出来ますが、鳴る鳴らさないは皆さんの自由です。現時点では以下のような内容を表示します。

・新着メール
・キャラクターのスキルキューが空になったとき
・スキルトレーニングが完了したとき
・あなたに対して新しい契約が発行されたとき
・あなたのキャラクターへPLEXが贈られたとき
・新しいコーポレーション投票が提起されたとき
・新しいメダルを授与されたとき
・あなたのコーポレーションのCEOが交代したとき
・あなたのコーポレーション参加申請が受諾・拒否されたとき
・コーポレーションからメンバーが追放されたとき
・あなたが宣戦布告した、あるいは宣戦布告されたとき
・あなたがカレンダー上で新しい招待を受けたとき

[img]http://content.eveonline.com/www/newssystem/media/70696/1/PortalActivity338.jpg[/img]

アクティビティフィードを個別に設定し、気になる情報だけ手に入れることもできます。通知機能はこれからより充実させていくので、あったら役に立つと思う要素について是非コメント用スレッドから教えてください。

メール

メールアイコンを開くと、現在選択中のキャラクターが受信したすべてのメール(コーポレーション、アライアンスメール含む)を確認できます。新しいメールを作成することもでき、宛先欄にはクライアントのキャラクター名検索システムに似た機能が付いています。通知機能にはメールの受信も含まれていますから、誰かがファンメールを送ってきてもすぐに気がつけますね。

[img]http://content.eveonline.com/www/newssystem/media/70696/1/PortalMail338.jpg[/img]

カレンダー

ここでは現在選択中のキャラクターの今後の予定をチェックできます。カレンダーは個人的な事柄だけでなく、コーポレーションやアライアンスに関する内容まで幅広くカバーしており、カレンダー上の招待を受諾、辞退、あるいは暫定的に受諾することもできます。仲間にイベントを告知し、たとえ彼らがオフラインであっても反応を得られるので、小さなコーポレーションやアイアンスにとっては特に便利な機能となるでしょう。

[img]http://content.eveonline.com/www/newssystem/media/70696/1/PortalCalendar338.jpg[/img]

ストア

アカウント管理ページで支払い方法を保存していれば、EVE Portalを通じてPLEXとAurumを購入できます。お手元の携帯電話から簡単に課金できるわけです。

[img]http://content.eveonline.com/www/newssystem/media/70696/1/PortalStore338.jpg[/img]

皆さんがこのアプリを楽しまれることを願います。EVE PortalはGoogle Play StoreかiOS App Storeからダウンロードしてください。EVE Portalを使っている最中に問題が発生したら、どうぞ遠慮なくカスタマーサポートチームに助けを求めてください。現時点でもなかなか便利な機能が揃っていますが、今後はより多くの機能を追加し、プレイヤーがPCから離れていても色々なことが出来るようにしていきたいと考えています。何か良いアイデアがあればコメント用スレッドから提案してください。

Google Play StoreとiOS App Storeには以下のリンクからアクセスできます。

[img]http://content.eveonline.com/www/newssystem/media/70696/1/Portal_PlayStore200.png[/img][img]http://content.eveonline.com/www/newssystem/media/70696/1/PortalIOStore.png[/img]
ISD Parrot
ISD Japan
ISD Alliance
#105 - 2016-11-16 14:02:13 UTC
EVEストアが復活!
2016-11-15 20:05 By CCP Falcon

ついにEVEストアの営業が再開されます!

昨日、私たちが密かにEVEストアのテスト運用を行っていると、一部の鋭いプレイヤー達がストアに気付き、彼らは仮で設定しておいた値段と配送料を目にしてしまいました。おかげでちょっとした騒ぎになりましたが、現在はどちらも正式な数値に修正され、注文を受けつける準備が整いました。

今のところはグッズ第一弾として、EVEベガスやファンフェスでもおなじみのキーホルダー、マグカップ、Tシャツ、グラス、ノートなどを用意しています。

[img]http://web.ccpgamescdn.com/newssystem/media/70712/1/EVE_STORE_1.png[/img]

新しいEVEストアは米国のパートナー企業によって運営され、商品の供給と販売は彼らが担当します。しかし、すべての商品のデザインはCCPが手がけ、我らが誇る宇宙船の専門家(ただしネット上の)が活躍しています。

外部企業によって運営されているため、ストアはCCPのSSOと連携していません。欲しい物リストやカートの中身を保存しておきたければストアのアカウントを作ってもらう必要がありますが、あなたが即断即決タイプのカプセラなら、ゲストとして買い物を楽しむことも可能です。

商品のラインナップ拡大を検討中ですので、どんなタイプのEVEグッズが欲しいか、ぜひ皆さんの考えを聞かせてください。

ストアに問題がないかどうかを確認するため、今のところは取り敢えずの商品で営業していますが、商品はすぐに増やしていくつもりです!

[img]http://web.ccpgamescdn.com/newssystem/media/70712/1/EVE_STORE_2.png[/img]

自分の目でEVEグッズを確認したい方はこちらからどうぞ。

ストアについて何か問題が起きたときは、EVEストア内のカスタマーサービスを利用するか、私たちのカスタマーサポートチーム(support@eveonline.com)までご連絡ください。

皆さんが欲しいと思うEVEグッズのアイデアはもちろんのこと、ストアに関するフィードバックも大歓迎です。こちらのEVEストア総合感想スレッドからご意見・ご感想をお寄せください。
ISD Parrot
ISD Japan
ISD Alliance
#106 - 2016-11-19 04:45:06 UTC
「アセンション」実装後のサポート状況について
2016-11-17 20:17 By CCP Falcon

「アセンション」エクスパンション実装後、新しいアカウントセキュリティシステムの導入に伴ういくつかの問題により、私たちは相当な量のサポートチケットを受け取りました。その結果、サポートチケットへの応答に平均以上の時間がかかる状況を招いてしまいました。

また、しばらくログインしていなかったパイロット達のアカウント復旧要請や、彼らのなかでメールアドレス認証に失敗した事例のために、状況はより一層複雑なものとなりました。

カスタマーサポートチームは応援部隊の助けを借りながら懸命に対処していますので、どうか皆さんご安心ください。私たちは影響を受けているパイロットになるべく早く応答するとともに、将来的なトラブルにつながる問題を解消するよう努めています。

既に課金してオメガステートでありながらログインできない方も落ち着いてください。ログインできるようになったら、プレイ不能だった期間のゲームタイムは補償されます。

メールアドレス認証メールについて何か問題が発生した場合は、サポートチケットを記入した上で、カスタマーサポートチームに連絡をとってください。フレンドリーなゲームマスターができるだけ早く対応します。もしよければアドレス帳や信頼できる送信者リスト(trusted senders list)、安全な連絡先リスト(safe contacts list)をeveonline@service.ccpgames.comまで送ってくだされば、CCPからメールを配信する際に問題が起きる可能性を抑えられます。

私たちはメールアドレス認証やアカウントセキュリティの強化、二段階認証に関する混乱を認識しており、不明瞭なメッセージによって皆さんにご不便をおかけしたことをお詫び申し上げます。

明日公開する開発者ブログでは「アセンション」と同時に導入したセキュリティシステムについて解説していますので、プレイヤーが遭遇する可能性のある混乱の軽減につながることを願っています。

とにかく、何か問題が発生した時はまずはヘルプセンターへアクセスし、カスタマーサポートチームが問題解決の一助とするために準備した解説記事をご覧ください。ヘルプセンターの記事を参考にしても独力での解決が難しい場合は、お気軽にサポートチケットをご利用ください。カスタマーサポートチームが喜んで皆さんをお手伝いさせていただきます。

参考までに、以下は現在確認されている問題に関する情報と、セキュリティシステムの解説記事です。よろしければご覧ください。

Creating & Validating A New Account

Email Verification For Existing Accounts

Existing Account Recovery

Two Factor Authentication

Ascension Known Issues & Solutions
ISD Parrot
ISD Japan
ISD Alliance
#107 - 2016-11-19 09:43:13 UTC
EVE Onlineの新しいセキュリティシステム
2016-11-19 02:45 By CCP Falcon

ニューエデンである目的のためにキャラクターを作成し、育て上げていく労力、そして蓄えられた富と資産について考えるとき、私たちはあなたのEVE Onlineアカウントを可能なかぎり安全に保っておきたいと感じます。

プレイヤーのキャラクターと資産が第三者から不正にアクセスされることを防ぐため、私たちは「アセンション」実装と同時にアカウントセキュリティシステムを大幅に変更しました。

エクスパンション実装後にEVEへ帰ってきたパイロットや、メールアドレス認証が必要となったプレイヤーにとって、このシステムはいささか難しいものになってしまったようです。そこで、私たちはキャラクターと資産を守るための新しいセキュリティシステムについて、この開発者ブログで分かりやすく説明しておこうと思います。

メールアドレス認証

「アセンション」実装とともに、セキュリティ上の目的から、すべてのEVE Onlineアカウントは有効かつ認証済みのメールアドレスと紐付けていただくようになりました。

新しいアカウントを作成する場合、プレイヤーはアカウント作成とクライアントダウンロードの一環として、案内に従ってメールアドレスの認証を実行することになります。また、アカウントのメールアドレスが未認証状態のプレイヤーがEVEに復帰した場合、キャラクター選択画面に進む前のランチャーの段階でメールアドレス認証を要求されます。

特定のメールアドレスは認証行程で有効と見なされないのでご注意ください。例えばinfo@やadmin@、mail@といった文字列があらかじめ設定されていたり、個人用メールサーバーを使用している場合も正常に認証されない可能性があります。

また、プレイヤーの皆さんにはeveonline@service.ccpgames.comを信頼できるメール送信者として登録していただき、送受信で問題が発生する可能性を軽減することをおすすめします。

メールアドレス認証のために送信するメールはEVE Online Email Verification For (ユーザー名)という題名なので、簡単に見分けがつくはずです。

メールアドレス認証に関する更に詳しい情報は、ヘルプセンターのメールアドレス認証についての記事と、アカウントの作成・有効化についての記事をご覧ください。

CCPがメールアドレスを認証すると、アカウントとメールアドレスが紐付けられ、安全と見なされた接続地点からはそれ以上のセキュリティチェックを受けることなくログインできるようになります。

なお、プレイヤーは複数のアカウントに1つのメールアドレスを登録することができますが、メールアドレス認証はアカウントごとに個別に行う必要があります。

アカウントセキュリティの強化

「アセンション」実装前に新しい接続地点からログインすると、アカウントの正当な所有者であるかどうかを確かめるため、プレイヤーはキャラクター名を問われるようになっていました。

この方法だと、復帰したパイロットがキャラクター名を思い出せなかったり、どのアカウントにどのキャラクターが所属していたかを忘れてしまった場合が厄介でした。そこで、ログイン行程をよりスムーズなものにするため、私たちはこの方法を変更することにしました。

「アセンション」以後は紐付けされたメールアドレスに認証コードが送られるようになり、初めての接続地点ではキャラクター名ではなく認証コードを入力していただくようになります。

つまり、プロバイダから固定IPアドレスを付与されていないプレイヤーでも、毎回のように認証コードを入力しなければならない状況にはならないということです。

認証コードを記したメールはYour Verification Code For (ユーザー名)という題名になっています。

新しい接続地点で一度この認証コードを入力していただいたら、それ以後は認証作業を求めることはありません。

予備的セキュリティ、認証システム

さらにセキュリティを強化したいというプレイヤーには、アカウント管理ページを通じて認証システムを有効化してもらう方法もあります。これは先述したような接続地点ごとの認証作業より上位に位置するセキュリティシステムです。

認証システムを使うと、認証コードがアカウントと紐付けされたメールアドレスではなく、Googleの認証システムアプリを介して携帯端末へ届くようになります。

このシステムを使うと、プレイヤーが認証コード入力画面に表示されている「今後はこのコンピューターでのコード認証を省略する」にチェックを入れないかぎり、ログインを試みるたびに認証コードが要求されるようになります。

アカウントセキュリティを強化するため、安全とされていない端末を使用した場合は、ログインを試みるたびに認証コードが要求されます。

ちなみに、認証システムを有効化しているプレイヤーが携帯端末を紛失してしまった場合、アカウントから締め出されることを防ぎ、端末を見つけるか代替端末を用意するまで認証システムを無効化するため、認証システム用のコードをメールアドレスを通じて受け取ることも可能です。

この内容のメールの題名はYour Verification Code For (ユーザー名)となっています。

今回の不明瞭なメッセージについて

「アセンション」実装時、これらの新しいセキュリティシステムを導入するため、私たちは「安全が確認された接続地点リスト」をリセットし、すべてのプレイヤーが認証コードを要求されるようにしました。不幸なことに、認証コードを記したメールがオプションの認証システムについて言及していたため、多くのプレイヤーがそれを必須だと誤解し、新しいシステムに関する混乱が生じました。これはまったくの誤りです。認証システムはプレイヤーが各自の判断で使うか使わないかを選べる、オプション機能でしかありません。

加えて、内部的な事情のためにメールアドレス認証導入の発表がエクスパンション直前となってしまい、その事実を知らないプレイヤーや、メールアドレスを変更するのが間に合わないプレイヤーが出てしまいました。

私たちはもっと早く、複数回にわたって変更を周知するべきでしたし、影響が出た後ではなく影響が出る前に開発者ブログでシステムを解説しなければなりませんでした。コミュニケーション不足によって皆さんを混乱させ、ご不便をおかけしたことを謝罪します。認証コードメールの文面は既に修正済みです。

来週頭にはアカウント管理ページで使用されている古い用語を修正し、新しいセキュリティシステムに対応した内容へ更新します。

大勢の応援部隊がカスタマーサポートチームに合流しており、彼らは今回の混乱を収めるために懸命に取り組んでいます。私たちは影響を受けたすべてのプレイヤーになるべく早く連絡をとり、いまだ続いている問題が一刻も早く解決することを目指します。オメガステートでありながらプレイできなかったプレイヤーに対しては、喪失分のゲームタイムを補償します。

EVE Onlineへのログインで問題が発生した際は、以下のヘルプセンターの記事が何らかの助けになるかもしれません。

Creating & Validating A New Account
Email Verification For Existing Accounts
Existing Account Recovery
Ascension Known Issues & Solutions

もしあなたが今回の問題についてサポートチケットを提出しており、いまだ応答を待っている状態であれば、カスタマーサポートチームは可能なかぎり迅速に対応させていただきます。ログインやメールアドレス認証に関する問題を抱え、かつ上記のヘルプセンターの記事では解決しない場合は、ヘルプセンターからサポートチケットを作成してください。カスタマーサポートチームが喜んでお手伝いさせていただきます。

@CCP_Falconより
ISD Parrot
ISD Japan
ISD Alliance
#108 - 2016-12-04 04:36:17 UTC
インセプション1.5…新規ユーザー向けコンテンツのさらなる改善
2016-12-01 15:04 By Team Genesis

宇宙駆ける友人たちよ、ご機嫌よう。

アセンション」エクスパンションが11月15日に無事実装され、私たち(Genesisチーム)も新規プレイヤー向けコンテンツ(NPE)の第一弾、インセプションを導入しました。

インセプションの今までの開発過程については前回の開発者ブログをご覧ください。

インセプションではニューエデン各地を攻撃している謎多きドリフターへの反撃作戦が繰り広げられ、あなたはあなたの祖国にとって重要な役割を担います。

さて、それではインセプションの現在と未来についてお話ししましょう。インセプションを導入してからというもの、私たちはプレイヤーから寄せられる素晴らしいフィードバックを懸命に吸収してきました。NPEへの好意的な反応を堪能すると同時に、皆さんがEVE Onlineの最初の一歩を踏み出した新規プレイヤーとNPEを暖かく迎え入れてくださったことに恐縮せざるをえませんでした。こうしたフィードバックを反映し、インセプションがニューエデンに生まれ落ちたカプセラにとって更に良い経験となるよう、既にいくつかの変更と修正を加えています。

この機会を利用して、これまでの変更点の一部を明示しておきたいと思います。

アセンション実装前から存在していたアカウントで新しく作られたキャラクターでも、NPEを体験できるようになりました。
情報パネルのアイコンを押せばいつでもスキップできますが、再開したりやり直すことはできないので注意してください。私たちとしては一通りやってみることをオススメします!

ミニスキルインジェクターのスキルポイント制限を750,000から1,500,000へ引き上げました。
未使用スキルポイントを計算に入れるかどうかが分かりにくかった上、フレンドプログラムの特典によって多くのキャラクターが250,000スキルポイントを手にしていたため、最初に設定していた制限は混乱のもとでした。

ちょっとした、しかし重要なUI・UXの変更。
テキストの修正やUIのハイライト箇所の追加、その他諸々によってNPEの解説面を強化しました。

インセプションの活動場所としてより多くの星系を追加しました。
新規プレイヤーの流入が急速かつ大規模だったので、私たちはパフォーマンスの最適化によって対処しなければなりませんでした。ちなみに、これまで最も人気だったのはガレンテです。

これら以外にも多くの小さな変更が加えられていますが、そちらはパッチノートから確認できます。

将来的に「インセプション1.5」を実現するため、私たちは12月リリースでもいくつかの改善を施します。まだ完成していないものの、取り組んでいるのは以下のような内容です。

・NPCとの戦闘に「複数ターゲットのロック」を追加する。
・カーゴコンテナと残骸に関して回収可能距離を説明する。
・NPCから得られる懸賞金がより重要に感じられるようにする。
・戦闘準備中にフィッティングについてより詳しく解説し、異なる種類の兵器を装備することや、ダメージコントロールについて言及する。
・いくつかのサイトにおけるゲームプレイの流れを改善する。
・スキルトレーニングに関する説明を改善する。
・他にも小さな修正と利便性の向上につながる改善を施す。

インセプションに対する多くの好意的な反応について、改めてコミュニティに感謝します。私たちはインセプションが新規プレイヤーの増加を助け、EVEへの定着を促し、素晴らしいコミュニティとつながるきっかけになることを願っています。

Genesisチーム
ISD Parrot
ISD Japan
ISD Alliance
#109 - 2016-12-08 16:25:50 UTC
ユールフェスティバル、間近に迫る!
2016-12-08 14:06 By CCP Falcon

[img]http://web.ccpgamescdn.com/newssystem/media/70774/1/HEADER.jpg[/img]

今年のホリデーイベント、ユールフェスティバルが来週から始まります!

ニューエデンが新たな1年を迎えるにあたり、CONCORDが各国とカプセラがともに人類の偉業を祝う方法はないかと考えた結果、フェスティバルが催されることになりました。

フェスティバルは12月14日から12日間にわたって続きます。その間、カプセラにはSKINや大脳アクセラレーター、アパレル、今年一年を振り返る面白グッズなど、様々な記念品がアイテム引き換えシステムを通じて配布されます。加えて新しいタイプの花火も登場するので、12月31日には新年を…YC119年の訪れを盛大にお祝いすることができます。

ユールフェスティバルの詳細についてはEVE Updatesをご確認ください!

ホリデーギフトは12月14日UTC00:00:00からアイテム引き換えシステムに配布されます。すべてのギフトはUTC23:59:59まで保管されたのち、次のギフトに置き換えられます。せっかくのギフトを手に入れ損なうことがないよう、こまめにログインしてアイテムを確保してください!

最後のホリデーギフトは12月25日に配布され、2017年1月9日UTC23:59:59まで引き換え可能となります。これは12月31日に配布されるニューイヤーギフトも同様です!
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#110 - 2016-12-13 13:32:32 UTC
禁止行為の告知…ミニスキルインジェクターを繰り返し入手する行為について
2016-12-13 11:34 By CCP Falcon

ミニスキルインジェクターを新規プレイヤー向けコンテンツ(NPE)以外で利用すること、すなわち、新しいキャラクターに使用する以外の目的で繰り返し入手する行為を禁じます。

より具体的に言うと、新しいキャラクターがNPEから入手したミニスキルインジェクターを他のキャラクターへ移譲する行為全般を禁止します。

ミニスキルインジェクターはあくまでNPEのために実装されたアイテムであり、私的に使用するかどうか、移譲が有償か無償かを問わず、これを繰り返し入手・取引することはNPEの悪用と見なされます。以後このような行為を実行したプレイヤーは処罰規定に従って処分されます。
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#111 - 2016-12-20 14:56:17 UTC
過去最大級の戦いで破壊されたM-OEE8星系のキープスター
2016-12-15 19:14 By CCP Logibro

(画像…キープスターを包囲する大艦隊からの眺め)

2016年12月10日、Circle-Of-Twoがヌルセクに所有する最後の拠点、トリビュートはM-OEE8星系のキープスターが陥落し、トリビュート戦争(Tribute War)と呼ばれる一連の戦いに幕が降ろされました。攻略したのはPandemic Legion、Northern Coalition.、Mercenary Coalition、Darkness.、Pandemic Horde、Waffles、ChaosTheory.、inPanicその他で構成された連合艦隊です。キープスターは全高160kmにおよぶ最大のシタデルで、EVEプレイヤーが建設・破壊できるストラクチャとしても最大規模のものとなります。今回破壊されたキープスターは武装状態かつ完全稼動状態で破壊される初めてのキープスターだったため、大いに注目を集めていました。

(動画…キープスターの最期の瞬間。大爆発とともに300Biskがはじけ飛ぶ光景)

舞台を整える

この戦いが起きる1週間前、キープスターに用意された3度のタイマーの内の2度目で既に大規模な戦闘へ発展しており、攻撃側はキープスターのアーマーを剥ぎ取って最終構造体を露出させることに成功しました。

この戦いでは1634名のパイロットが5時間かけてキープスターと交戦し、星系の最多ローカルは4510名を記録しています。

(スコープニュース – サークル・オブ・ツーがM-OEE8星系でキープスター防衛戦を準備)

圧倒的な勢力を敵に回したにもかかわらず、Circle-Of-TwoとTest Alliance Please Ignoreを始めとする同盟勢力は相手に高い代償を払わせました。決戦の舞台を整えるための戦闘だけで、総計250Bisk以上が宇宙の塵と消えたのです。戦闘中に起きた色々な出来事については、Northern Coalition.のKnerfがこちらのRedditスレッドで詳しくまとめてくれています。

M-0EE8包囲戦

最後のタイマーが明けると、キープスターにとどめを刺すために再び攻囲艦隊が現れました。しかし、防衛艦隊は運び出せるものを何でも運び出して戦場を放棄し、キープスターだけが1隻でも多くの敵を道連れにするために戦うことになりました。攻囲艦隊が大量の戦艦を動員した一方で、記念の一撃を加えようとするパイロット達もニューエデン中から集まり、星系の最多ローカルは5337名という驚異的な数字に達しました。これは2014年9月5日にニスワ星系のレベナント撃沈イベントで記録した4920名を超える最高記録です。キルレポートには4078名が載っており、その写しはここから確認できます。

(スコープニュース – M-OEE8星系のCO2所有キープスターが陥落)

キープスター自体は日付が変わる直前のUTC23:49に燃え落ち、Vlulvik Hraprukが最終攻撃の名誉を手にしました。とはいえ防衛側も黙って見ていたわけではありません。彼らは攻囲艦隊の一部をオベ星系のハコネンゲートで待ち伏せし、今回の戦争にさらなる華を添えたのです。

最後の攻防戦の様子をもっとよく知りたい方は、KnerfのRedditスレッドか、CCPによるTwitch配信の録画(10倍速)をご覧いただけます。

統計的情報もどうぞ。

・M-OEE8星系には合計7507名のキャラクターがジャンプしました。
・キープスターを攻撃した船のうち、299隻はアルファクローンでも使用できる船でした。
・戦闘中に4655通のキルメールが生成されました。
・キープスターを除いて、推計151Bisk相当の艦船とモジュールが破壊されました。
・一日を通して1933発のボムがステルス爆撃艦から発射され、42,037,705ダメージを与えました。最も人気だった榴散ボムは962発が発射されました。

今回の戦いはゲーム史上最大規模の戦いではないかもしれませんが、有数の規模であることは間違いなく、今後も同様の戦いが何度でも起こりえます。これからのEVEがどう展開していくのか、まったく楽しみでなりません。M-0EE8の激戦に関する映像やスクリーンショット、体験談、そのほか何でも面白いものがあれば、ぜひshare@eveonline.comまでメールを送るか、@eveonlineのtwitterアカウントへメッセージを送ってください。もしあなたがこの歴史的戦闘に参加しそびれてしまったとしても、EVEは無料でプレイを始められます。ニューエデンにあなたの足跡を残すのに遅すぎるということはありません。今日もまた、どこかで新しい戦争が始まっているのですから。

(画像…キープスターを強襲する複数の戦艦艦隊)

(画像…攻囲艦隊とワープ妨害フィールドによって完全に包囲されたキープスター)
ISD Parrot
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#112 - 2017-02-07 14:11:29 UTC  |  Edited by: ISD Parrot
ガーディアンズ・ガラ
2017-02-07 10:20 By Team Genesis

[img]http://content.eveonline.com/www/newssystem/media/71863/1/Header.JPG[/img]

宇宙駆ける友人たちよ、ご機嫌よう。

今日は皆さんをニューエデンに新たな火種と活気をもたらすイベント、ガーディアンズ・ガラへとご招待します。

[img]http://content.eveonline.com/www/newssystem/media/71863/1/SpaceStructure600.jpg[/img]

ガーディアンズ・ガラはエンジェルカルテルとサーペンティス社が合同で催す毎年恒例の祭典です。下っ端から大幹部までが一同に会し、今までの成功を祝うとともに、今後のビジネスについて話しあいます。

ガレンテ連邦はこの祭典が麻薬密輸事件の増加と一般市民への脅威につながるとして、毎年のように開催に反対しています。今年は祭典の規模が星団全域に拡大したため、連邦はCONCORDに介入を求めることを決めました。CONCORDは強力なカプセラであるあなたに対し、会場を特定して祭典を解散させるよう要請しています。

会場を警備するエンジェルカルテル艦からは、ガレンテ艦に使用できるユニークなSKINと、能力を強化する麻薬が手に入るとの噂も流れています。彼らは当局に探知されることなく麻薬を密輸するため、新しく「スピリット」SKINを開発しました。これらはCONCORDへ熱心に協力した者への謝礼として、皆さんが自由に処分することができます。

[img]http://content.eveonline.com/www/newssystem/media/71863/1/HecateSKIN600.jpg[/img]

[img]http://content.eveonline.com/www/newssystem/media/71863/1/HyperionSKIN600.jpg[/img]

あなたの索敵を支援するため、CONCORDはエンジェルカルテルとサーペンティス社の会合場所を「ガーディアンズ・ガラ会合地点」とタグ付けしました。

このサイトはハイセクからワームホール宙域に至るまで、ニューエデンのあらゆる場所で見つけることができます。オーバービューによく目を配るようにしてください。

イベントは2月14日から28日まで2週間かけて行われます。

それでは皆さん良い宇宙の旅を。2月14日に会いましょう。

Genesisチーム
ISD Parrot
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#113 - 2017-02-27 14:31:34 UTC  |  Edited by: ISD Parrot
プロジェクト・ディスカバリーの次なる一歩:太陽系外惑星探査
2017-02-22 20:23 By CCP Falcon



EVEコミュニティはMassively Multiplayer Online Science(MMOS)およびHuman Protein Atlasと協働し、Cell Atlasの発展に貢献してきました。2016年初頭から開始されたプロジェクト・ディスカバリーの第1ステージは、これにて完結となります。

ヒト細胞内のタンパク質に関する25万枚以上の画像データの解析と2500万回以上の分類により、カプセラはゲームプレイを通して現実の生命科学へ貢献することができました。単純な作業時間に換算すれば、皆さんは計り知れないほど膨大な時間をHuman Protein Atlasのために使ってくださったのです。

そして2017年、プロジェクト・ディスカバリーはそのユニークな科学的クラウドソーシングの力を太陽系外惑星探査に振り向けることになりました。カプセラが科学を探求するための新しい舞台が整うまであと少しです。

EVEプレイヤーは第1ステージで世界最大規模の市民科学グループを形成しており、EVEコミュニティが現実世界の科学へ大いに寄与できると証明しました。その力をもう一度発揮する時がきたのです!

カプセラは再びMMOSと連携し、今回はレイキャヴィク大学およびジュネーヴ大学と太陽系外惑星探査に取り組む機会が与えられます。

プロジェクトにはジュネーヴ大学名誉教授、2017年度ウルフ賞物理学部門受賞者にして、初めて太陽系外惑星を確認した人物でもあるミシェル・マイヨールが参加します。

このコンテンツは2017年中に実装される予定です。分類したデータは相対的に十分な信頼度に達すれば、ジュネーヴ大学へと送られ、太陽系外惑星探査プログラムの改良に使用されます。

ファンフェス2017(4月6日~8日)でのマイヨール教授のプレゼンをお見逃しなく。ファンフェス会場に足を運んでいただくのが一番ですが、ストリーミング配信を通じてご覧いただくこともできます。

まだファンフェス2017のチケットをお持ちでない方は、手に入るうちにこちらのウェブサイトからお求めください。
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#114 - 2017-03-19 06:15:30 UTC
変わりゆくPLEX
2017-03-16 17:23 By Team Size Matters



宇宙駆ける消費者たちよ、ご機嫌よう!

Size MattersチームがPLEX、Aurum、そしてニューエデンストアの変革についてお知らせします。これらの変更はまだ具体的な日程が決まっていませんが、今年の春か初夏には実現する予定です。

アセンションとアルファクローンのニューエデン定住を経て、私たちはPLEXをアルファとオメガの両方にとってより良いシステムにする方法を探してきました。PLEXは長年にわたりEVEのエコシステムで重要な役割を果たしています。EVEユニバースの健全性を損なうことなくプレイヤーが時間と金を交換することを可能にした、とても偉大なシステムです。私たちはこの長年の経験とクローンステートから多くを学び、コアデザインを乱すことなくPLEXを改善できるようになったと考えています。では、その方法について説明していきましょう!

◆より小さなPLEX

私たちの計画では、まずはPLEXをより柔軟なシステムにすることに焦点を当てています。現在のPLEXはかなり巨大な存在です。常に1ヶ月分の課金期間として存在しているため、売り買いするにも交換するにも、なかなか気軽には扱えません。そこで私たちは、PLEXが30日間というサイズに縛られず、皆さんのニーズに応じて分割化できればいいのではないかと考えました。このアイデアを念頭にした最初のPLEX変更計画は、既存のPLEXを500個に分割するというものです。変更後にCCPからPLEXを1枚入手しようとすれば、分割PLEXが500個必要になります。粒のようになった新しいPLEXがあれば、CCPは今までより小さなPLEXパッケージを販売でき、プレイヤーも好きな量で取引できるようになるというわけです。

◆PLEX Vault(PLEX保管庫)

さらに、私たちはPLEXがより簡単に見つけられて、もっと理解しやすいものになればいいと思っています。PLEXとは何で、何ができるのか。それをプレイヤーに分かりやすく明示するのがPLEX Vaultです。VaultはPLEX専用のインベントリとなる場所で、アカウント内のすべてのキャラクターで共有され、保管するだけでなくPLEXで出来ることや入手方法などを伝える役目も担います。

他のインベントリと同じように、Vaultは左側のリストに表示されます。そして他のアイテムと同じように、PLEXを入れたり出したりすることができます。Vaultに保管できるのはPLEXだけです。プレイヤーがCCPからPLEXを購入した場合、PLEXはアイテム引き換えシステムではなくPLEX Vaultへ届けられます。

見た目はこんな感じになる予定です(開発段階の画像):



PLEX Vaultがあれば、PLEXを船に積みこむことなくニューエデンの好きな場所へ安全に移せるようになるのです。しかし、もし皆さんがお望みなら、他のアイテムと同様に船に積んでおくことも出来ます。PLEX満載のシャトルでローセクを突っ切らなくてはという衝動に襲われた時は、VaultからPLEXを引っ張り出し、シャトルのカーゴに詰めこめばいいのです。いってらっしゃい。

皆さんがPLEX山盛りの船を吹き飛ばすのをこよなく愛していることは知っていますし、その理由も理解できます。しかし、初めてPLEXを扱うプレイヤーが安全にマーケットへ出品する方法を知らなかったばかりに、何もできずに無為にPLEXを失う…そんな事態は避けたいのです。

◆ニューエデンストア

PLEXの分割が現実になれば、私たちはニューエデンストアの表示価格をAurumではなくPLEX基準に変更し、皆さんはVault内のPLEXを使って買い物できるようになります。CCPから何かを買おうとした人にとって、PLEXとAurumが同時に存在しているのは常に厄介な問題でした。SKINを買うにしろ、他のプレイヤーと取引するための商材を仕入れるにしろ、少々計算が必要だったからです。ニューエデンストアからAurumを削除してPLEXに一本化できれば、今まで付いて回っていた混乱の種がぐっと減ります。

◆Aurumはどうなる?

AurumにはAurumの意義がありましたが、私たちはPLEXで統一するというアイデアに強い魅力を感じています。この仕様が実装される日、残高1000AURを超えるすべてのAurumは新しいPLEXシステムへ変換されます。現在はPLEX1枚につき3500AURの変換レートですので、実装時もこれに準じたレートを使用します。つまり、当日に1000AUR以上所有していたら、7AURにつき1個の新PLEXを得るようになるということです。

◆PLEX市場について一言

今まで述べてきた変更の1つの結果として、Aurumの既存在庫が合流することでPLEXの新たな供給源が発生し、EVE内の市場価格に影響を与える可能性があります。私たちはこの変化そのものは非常にポジティブに捉えていますが、今現在所有されているPLEXの価値は保護したいとも考えています。以下はPLEX市場の保護に関わる情報と計画です。

・私たちがこの情報を発表したことにより、ゲーム内マーケットは様々な形で落ちつかない反応を見せるだろうと思います。しかしAurumとPLEXの相対的な規模を考慮すると、PLEXが新しい相場で落ち着くまでの価格と数量の変動は許容範囲内に収まるはずです。
・Aurumをiskに換金したいと望む人々には、特にスキルエクストラクターの実装から今日まで、十分な機会が用意されていました。
・変換対象を残高1000AUR以上に制限することでAurumの総量が減少し、PLEXが急速に流入してマーケットを不安定化させる危険性が低くなります。
・余分なAurumを使いきってもらうため、ニューエデンストアで特別企画を実施する予定があります。

私たちはPLEX市場を注意深く見守り、もし必要なら別の手段で介入してでも、PLEXのエコシステムと皆さんの投資を守るつもりです。

◆まとめ

これらの変更により、PLEXの良い点を損なうことなく、分かりやすさと使いやすさを大きく改善したいと思います。これから数ヶ月かけて皆さんからフィードバックを集め、具体的な部分を煮詰めながら、さらなる詳細を明かしていきます。予想される疑問についてはQ&Aを付けておきましたので、何か他に気になる点があれば是非教えてください!

航海の無事を祈ります。

Team Size Matters

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Q&A

Q: この機能はいつ実装される?
A: 正確な日程は決まっていませんが、既に開発は進められています。4月初旬のファンフェス2017でスケジュールに関する追加情報があるかもしれません。

Q: 実装されたら、PLEXに対するマーケット上の既存の注文はどうなる?
A: このようなシステム変更時に行ってきたように、今回も注文をキャンセルして手数料を返金する予定です。

Q: マーケットの価格推移表はシステム変更の影響を受ける?
A: 新しいPLEXは新しいタイプのアイテムとして実装されます。独自の価格推移表を持つことになるので、古いPLEXのデータは影響を受けません。

Q: まだAurumを買える?
A: どうぞお買い求めください! 現行のAurumパッケージはシステム変更が間近に近づくまで販売され、変更後はAurumの販売を完全に終了します。

Q: まだPLEXを買える?
A: もちろんです! PLEXはシステムが変更されるまで今までどおり機能し、CCPの販売価格も変更ありません。システム変更時に所有しているPLEXは新しい500個のPLEXへと分割されます。

Q: なぜ1000AUR以上のAurumだけ変換するの?
A: 現存しているAurumは、その大部分が過去に付与したAurumのわずかな残滓で構成されています。これを変換しないことで、PLEX市場が過剰供給に陥るリスクを軽減します。

Q: 残高が1000AUR以上だったとして、残高全額が変換されるの? それとも1000AURを超えた部分だけ?
A: 残高全額が変換されます。例えば1050AUR所有していたとすれば、それは150PLEXに変換されます。

Q: ニューエデンストアの価格も変わる?
A: すべての価格をぴったり変換することができないので、システム変更後に若干変化するかもしれません。ただし、この変更で価格を変えるのは本意ではありませんから、現行のAurum価格と合致するPLEX価格を設定します。

Q: 小さくなったPLEXを使って30日未満のオメガ・ゲームタイムを購入できるようになる?
A: 今のところ、私たちはゲームタイムパッケージを小型化する予定はありません。
ISD Parrot
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#115 - 2017-03-22 14:11:21 UTC
変わりゆくPLEX - 続報
2017-03-21 17:06 By Team Size Matters

またお会いしましたね!

先週、私たちはPLEXのアップデート計画を発表しました。まだ読まれていない方はこちらからどうぞ。計画発表後はコミュニティの議論を見守ってきましたが、皆さんの懸念や疑問を解消するため、もう少し情報を付け足そうかと思います。

[img]http://content.eveonline.com/www/newssystem/media/71977/1/94666CF7_550.PNG[/img]

◆30日が1つの単位

まず、現時点ではゲームタイムを30日未満に分割して販売する予定はないことを強調しておきます。皆さんの議論を拝見していると、PLEXが分割されるのだから、ゲームタイムも同じように分割されるのだと解釈した方が一定数いらっしゃいました。そう思われるのも無理ありませんが、今回はそうはならないのです。現仕様と同様、PLEXは30日間のゲームタイムとのみ交換できるというのが現在の計画です。3時間だけ課金されたサイノ用altが現れることはありません。ご心配なく。

◆残高1000AUR未満のAurum

次に、残高1000AUR未満のAurumの変換についてです。当初はAurumの市場流入によるPLEX値下がりを最小限に抑えることを重要視していました。今なおそれが重要なのは変わりませんが、たとえ少額といえども変換しないのは良い方法ではないと訴える声もはっきり聞こえてきました。

数日かけて別の方法を検討した結果、少額のAurumを変換せず切り捨ててしまうのではなく、変換を遅らせて対処することにしました。新システム実装時、残高1000AUR以上のAurumはただちにPLEXへ変換され、その3ヶ月後に残高1000AUR未満のAurumが変換されます。この猶予期間があればPLEX相場への衝撃が和らぐでしょうし、様子を見ながら色々と調整することもできます。

変換予定の変更に伴い、ニューエデンストアの特別企画についてもう一度お知らせしておきます。新システム実装直前、余っているAurumを簡単かつお得に使っていただくため、ニューエデンストアで特別セールを開催する予定です。セール内容はまだ検討中ですが、とにかくPLEXへ変換する前にAurumを消費するチャンスがあるということです。

◆Aurumトークン

[img]http://content.eveonline.com/www/newssystem/media/71990/1/AURTOK.png[/img]

細かい内容ですが、Aurumについてまだ言っていないことがありました。私たちはAurumトークンをゲーム内から削除します。そういうものが存在している事実すら知らない方も多いでしょう。もう何年も新しく生成されていないアイテムですが、いまだ僅かながら現存しています。もしそれらをお持ちであれば、新システムが実装される前にAurumと引き換えておいてください。

◆PLEXに関する注文の仲介手数料

先週、新システム実装時に旧PLEXに関するアクティブな注文はキャンセルされ、手数料が返金されると説明しました。しかし、親切なCSMメンバー達はシタデルの存在を思い出させてくれました。シタデルでは手数料がシタデルの所有者に支払われるため、もしシタデルで手数料を返金すれば、裕福なプレイヤーに夢のようなISK輪転機を与えてしまうことになります。さらに、私たちは実際には手数料を払い戻すことができないという事実を発見しました。EVEでは注文を作成した際の取引として手数料を支払うため、注文それ自体には紐付けされていなかったのです。私たちのチームはこのような変換を経験したことがなく、単純に間違えていました。本当に申し訳ありません。何かしらの警告を発し、新システムの実装日を踏まえた上で注文を作成してもらって、なるべく手数料を無駄にさせないよう努力したいと思います。

◆今後の予定

新しいPLEXシステムがいつ実装されるかは関心の的となっているようです。現時点では具体的な日程はお伝えできませんが、皆さんにとっては大まかな時期でさえ重要な情報でしょうから、しっかり準備を整えていただくために発表しておきます。現時点での目標はファンフェスから少し経った後、晩春あるいは初夏の実装を目指しています。予定が遅れる可能性もありますが、秋や冬になったりすることはありませんから、どうかご安心ください。

皆さんからのご意見、ご感想、あらゆるフィードバックに感謝します。これらの情報が皆さんのお役に立てば幸いです。

Team Size Matters
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#116 - 2017-03-22 15:06:58 UTC  |  Edited by: ISD Parrot
発表! アップウェル・リファイナリー
2017-03-22 14:59 By Team Five 0

[img]http://content.eveonline.com/www/newssystem/media/71988/1/UpwellRefineries_550.jpg[/img]

独創性に富んだカプセラ諸君、ご機嫌よう! この開発者ブログではアップウェル系ストラクチャの次回作、リファイナリー(Refineries、精錬所)をご紹介します。

今日は2つの関連した開発者ブログを公開しており、1つはアップウェル系ストラクチャの去年1年間を振り返りつつ、機能の拡張など、将来的な計画について言及している記事です。アップウェル系ストラクチャを改良していく上で何に優先順位を置くべきか、皆さんからフィードバックを集めるためのアンケートも付いています。必ずお読みになることをオススメします!

もう1つはこの記事です。ストラクチャ全体ではなく、ニューエデンの資源採取と資源処理に革命を起こすような、次に登場するストラクチャを集中的に解説していきます。

リファイナリーは再処理ボーナスを持ち、衛星採掘装備やリアクションサービスモジュールを独占的に使用することができる、資源の採取と処理を目的とした初めてのストラクチャです。これは衛星採掘とリアクションに関するゲームプレイを刷新し、結果的に資源採取全般を変えていくでしょう。

まず最初に、いつ実装されるのかという疑問にお答えしておきます。実装スケジュールは「準備が終わり次第」。私たちは不完全なリファイナリーを焦って実装するつもりはありません。今回の開発者ブログによってリファイナリーはコミュニティで議論されるステージへ進みますから、皆さんからのフィードバックを最高の形で組み込めるよう、なるべく早く今後の計画をお知らせしたいと考えています。来月のファンフェスでご意見・ご感想をお聞かせいただければ最高です。このニュースを基調講演まで伏せておかず、今このような形で発表したのもそれが理由です。CCPにとって、ファンフェスのようなイベントの真価は"話す"より"聞く"ことにあります。

この開発者ブログではこれらのストラクチャとサービスモジュールについて、現時点でのデザイン案を説明しています。これから実装までの間にかなりの部分が変わるかもしれないという点は留意しておいてください。

◆詳しく掘り下げてみましょう!

リファイナリーは中型、大型ストラクチャとして実装され、価格帯はエンジニアリング複合施設とシタデルの中間になる予定です。他のアップウェル系ストラクチャのように港湾施設とテザリング能力を持ち、アイテムの保管やフィッティング、保険、修理、そしてコープオフィスまで、標準的なストラクチャ機能をすべて備えます。シタデルとエンジニアリング複合施設のように基本的なスダンドアップモジュールを装備することも可能です。リファイナリーの実装に前後して、アップウェル系ストラクチャの基本機能をさらに拡充する予定ですが、リファイナリーもこの恩恵に浴します。大型が中型に比べてどんな利点があるかと言えば、防御力の強化、リグの効果拡大、港湾施設の受け入れ能力上昇などで、リファイナリーの本質的な機能はサイズを問わず利用できます。

リファイナリーが目指しているのは資源採取と資源処理の中枢になることです。実装されれば、鉱石の再処理、衛星採掘、化合物を作るためのリアクションなどがリファイナリーの仕事の中心になります。こういった活動とリファイナリーを更に強く結びつけるため、利用できる機会には注目していきます。例えば、中期的に見れば、採掘能力の強化と採掘活動の支援をストラクチャが提供するようになってもおかしくありません。領有権と連動した採掘アップグレードを領域管理用拠点からリファイナリーへ移管する可能性についても検討してみたいと思っています。

◆再処理

リファイナリーの最初に実装される機能のなかで、再処理は最もシンプルかつ普遍的なものになります。既存の「スタンドアップ」再処理施設はリファイナリーにもボーナスを与え、再処理リグはこの新しい状況を考慮して性能が調整されるでしょう。シタデルとエンジニアリング複合施設に取り付けられている再処理リグはリファイナリー実装時に強制的に取り外しますので、そのまま元の場所に付けなおすか、リファイナリーに転用するかは皆さん次第です。

リファイナリーには超大型が存在しないため、再処理リグの性能調整では中型、大型リグに対するボーナス分布の変更と、超大型リグのコスト削減を行います。製造コストが減少したリグを所有しているプレイヤーには相応の補償を行う予定です。

◆衛星採掘

[img]http://content.eveonline.com/www/newssystem/media/71988/1/UpwellMoonmining_550.jpg[/img]

衛星採掘はリファイナリーの実装によって大きな影響を受ける分野です。スターベースに配備されている現在の衛星採掘システムはかなり昔から手付かずのままなので、様々なプレイヤーへより良いゲームプレイを提供する余地がふんだんにあるだろうと踏んでいます。

新しい衛星採掘システムが目標とするのは、よく組織されたコープやアライアンスが目的を持って相争うような、新しい形態のアクティブなゲームプレイを生み出すことです。このシステムは多種多様なプレイヤーが参加でき、戦略的選択を伴い、よく協力しあったプレイヤー達に十分に報いるものでなければなりません。

衛星採掘に関するここ数年の議論を追ってきた方は、システムがこのような要素を必須とすることを驚かれないでしょう。これらのアイデアの基礎となっているのは、色々な場所で取り上げられ、何度となく議論されてきた考え方だからです。

以下は現在計画されている新しい衛星採掘システムの流れです。

・衛星に十分接近して設置されたリファイナリーは、特別な衛星掘削サービスモジュールを装備できるようになります。同じ衛星の周辺に掘削モジュールを装備した別のリファイナリーが存在する場合、このモジュールを装備することはできません。つまり、1つの衛星を採掘できるリファイナリーは1つまでです。モジュールの所有者はどのくらいの規模で破砕作業を始めるか設定でき、大きな岩塊を生成するには時間がかかります。

・衛星掘削モジュールは衛星の一部を破砕し、ストラクチャのほうへと引き寄せます。ストラクチャ所有者の設定次第ですが、この作業には1週間から数週間かかります。周囲のプレイヤーは破砕された岩塊がリファイナリーへ向けて漂う光景を見て、それがいつ到達するのかを推測できます。

・岩塊が宇宙の旅を終えると、リファイナリーの掘削モジュールは岩塊を爆破し、採掘可能なアステロイドフィールドへと分割できます。制限はありますが、爆破時間はストラクチャ所有者が設定可能です。もし何もしなかったとしても、長く放置された岩塊は朽ちてアステロイドフィールドへ分裂します。

・岩塊を爆破することで生成されるアステロイドフィールドには、再処理時に衛星資源を生み出す新種の希少鉱石が含まれています。フィールドがどんな構成になるかは、その衛星がどんな衛星資源を埋蔵しているかによって変化します。フィールドはリファイナリーから十分に離れた場所に生成されるため、入港範囲内から効果的に採掘することはできません。ただし、リファイナリーを制御しているプレイヤーが友軍の採掘艦を援護したり、招かれざる客を歓迎したりできる程度の距離ではあります。

・岩塊を爆砕すると、掘削モジュールは再び衛星を破砕する手順を繰り返すことができるようになります。

この手順全体のタイムスケールはリファイナリーの所有者が制限内で制御できます。なお、時間をかければかけるほど、爆破で生成される鉱石は多くなります。

曖昧なところをはっきりさせておきます。リファイナリー自体は他のアップウェル系ストラクチャが設置できる場所ならどこでも設置可能です。しかし、衛星掘削サービスモジュールを装備できるのは採掘可能な衛星の近くに設置されたリファイナリーだけです。リファイナリー設置用UIは設置を実行する前にその場所が衛星採掘に適しているか否かを明示します。

衛星資源の分布を調整する必要があるかどうか、また実行するとしたらどの程度調整するかは現在検討中です。この点についてアナウンスするのはリファイナリーの実装がもう少し近づいてからとなります。ただし、現行の計画では、リファイナリー実装時に衛星採掘可能なエリアをハイセクやワームホールにまで拡大する予定はありません。新しい衛星採掘システムはあらゆるエリアで楽しいゲームプレイになる可能性を秘めていますが、T2製造用資源採取における地域格差を埋めすぎないよう注意したいと思います。

アステロイドフィールド生成にはかなり時間がかかるので、これは特に高い価値を持つ、頻繁には参加できない集団採掘イベントになるだろうと考えています。皆さんのコープの採掘家たちは通常のアステロイドベルトや鉱石サイトを何時間か留守にし、しばらく採掘から遠ざかっていたプレイヤーも採掘艦を引っ張り出して仲間に加わるかもしれません。

言ってみれば、これはストラクチャ所有者によって部分的に制御できる「採掘インカージョン」のようなものです。アステロイドフィールドを採掘して得られる収入は、もちろん相場や衛星資源の種類によって大きく左右されますが、良い衛星から生まれたフィールドは高級ABC鉱石(アーコナー、ビストット、クロカイト)を超えるisk/m3を叩き出すでしょう。
ISD Parrot
ISD Japan
ISD Alliance
#117 - 2017-03-22 15:07:27 UTC
◆採掘台帳(The Mining Ledger)

ニューエデンの至る所でこうした衛星採掘活動が始まるとなると、衛星を持つコーポレーションには自分たちの支配領域で何が起きているのかを確認するための新しいツールが必要になります。そこで新しく登場するのが採掘台帳です。リファイナリーの所有者は採掘台帳をチェックし、誰が自分たちのアステロイドフィールドを採掘しているのか追跡することができます。

アクティブな衛星掘削モジュールを装備しているリファイナリーは、紐付けされたアステロイドフィールドで行われる採掘活動をすべて追跡し、キャラクター、所属コーポレーション、鉱石の種類、採掘量を記録します。これさえあれば、リファイナリーの管理者は利益を配分したり、あるいは採掘料を請求したりと、採掘活動をより容易に組織化できるようになるのです。誰かが忍びこんで許可なく採掘していたら、コーポレーションやアライアンスに通報することもできます。

台帳はクライアント内で使うだけでなく、スプレッドシートにエクスポートすることも出来ますし、高度なツールを作りたければAPIを通じて入手することもできます。ニンジャ・マイナーを発見するためのリアルタイム警戒システムになるほど素早く更新されはしませんが、何が起きたのか振り返り、報復を計画したり交渉を試みたりすることは出来るようになるわけです。

このように、リファイナリーは自分が作り出したアステロイドフィールドの採掘活動を記録するのですが、星系領有者のリファイナリーは星系全体の採掘価値あるものを追跡するようにしてもいいかもしれないと考えています。

◆リアクション

リファイナリーは衛星資源とガスのリアクションにも変化をもたらします。リアクションはT2アイテム、T3艦船、ブースターを製造するための資源処理過程において非常に重要な位置を占めていますが、私たちはスターベースを利用する現在のリアクションシステムは大いに改善の余地があると見ています。

リファイナリー実装後、リアクションはスターベースの管轄を離れてリファイナリー専用のサービスモジュールで行われるようになります。これらのサービスモジュールは製造や研究と同じインターフェースを使用し、リアクションを新しい産業へと生まれ変わらせます。セキュリティステータス制限は既存のスターベースと同じなので、ローセク以下の宙域でしか操業できない点は変わりません。他の産業と同じように、新しいリアクションシステムのジョブ数制限はストラクチャ単位ではなくキャラクター単位となり、上限は新しく追加されるスキルで引き上げることができます。

既存のリアクションアイテムは新システムで使用する新しいブループリントに変換されます。また、高度産業に使われていたスターベースが減るでしょうから、その埋め合わせのため、リアクションを実行するたびに少量のアイス製品が必要とされるようになります。

まだ開発中ではありますが、アップウェル・リファイナリーの説明をご覧いただきありがとうございました! これほど早い段階で開発者ブログを公開したのは、皆さんの声をフォーラムで、もしくはファンフェスの会場で直接耳にしたかったからです!

もし読まれていないなら、一緒に公開されたもう1つの開発者ブログもお読みになることをオススメします。こちらはアップウェル系ストラクチャの過去から近い将来までを見渡すとともに、皆さんが私たちに何を優先してほしいのか、アンケートを通して意見発信できるようになっています。

この開発者ブログに書かれている全てに変更の可能性があります。皆さんからのフィードバックを反映してデザインを調整するかもしれませんし、実装が近づくにつれて何かが変わるかもしれません。リファイナリーその他のストラクチャに変化があるときは、開発者ブログや公式フォーラムを通じて最新情報をお届けします。

皆さんが良き旅、良きストラクチャを楽しまれますように!

-Team Five O
ISD Parrot
ISD Japan
ISD Alliance
#118 - 2017-04-01 04:21:27 UTC  |  Edited by: ISD Parrot
ファンフェス2017 – キョウノーク研究事業
2017-03-30 15:33 By Team Murder Services

H4-RP4キョウノーク研究センター

ここ数週間というもの、ニューエデン各地で大規模なキョウノーク感染症の発生が報告され、星団は不安にかられています。

カルダリ連合では1つの都市が丸ごと封鎖され、3600万人以上が隔離されました。ミンマター共和国では軌道エレベーターが閉鎖され、多くの人々を乗せたまま惑星の高軌道上を漂っています。アマー帝国のジェノリューション社ステーションもいくつかのデッキを封鎖し、ガレンテ連邦の採掘基地にも隔離措置がとられました

すべては致死率100%の恐るべき病原体を拡散させないための措置です。

ガレンテ連邦とカルダリ連合は感染症の拡大をめぐって外交危機に陥り、アマー帝国は沈黙、ミンマター共和国は国民を守るためなら何でもしようという構えを見せています。一方、意識思考学会はキョウノーク問題を平和的かつ倫理的に解決するため、連邦のキョウノーク感染症発生地点の近くに共同研究の場を設けました

意識思考学会は四大国の研究チームだけでなく、最も聡明なカプセラ達、すなわちファンフェス2017の参加者たちをYC119年度キョウノーク研究事業へ招待しました。ニューエデンの人々にとって手遅れになる前に、学会はこの研究事業で感染症の原因と治療法を突き止めようとしています。

◆はじめに

今年はエミー賞を受賞した制作会社The Company Pと提携し、ファンフェス2017の会場がH4-RP4キョウノーク研究センターへと変貌します。ガレンテ連邦のポストービン星系に浮かぶH4-RP4キョウノーク研究センターは、隔離されたアストラル採掘の施設を見守るように建てられたキープスター型シタデルです。

ファンフェス2017の3日間、参加者はこの引き込まれるようなイベントへと招かれ、皆さんの行動が四大国の感染症発生地への対応を、ひいてはキョウノーク問題の最終的な結果を左右することになるでしょう。

隔離されたRP4ヘモファイト精錬施設。休暇を楽しむのに理想的な場所ではない。画像提供: EVE Travel

◆どんな仕組みなの?

ファンフェス各日の始まりに、意識思考学会の研究ホールで現状についての報告とブリーフィングが行われます。その後、参加者はファンフェスを楽しみつつ、会場のあちこちで様々なタスクやアクティビティをこなして投票用トークンを手に入れます。

ただし、これらの課題の中にはEVE Onlineをプレイしている友人の助けを借りなければ達成できないものもあるので注意してください。

各日の終わりに、参加者は投票用トークンを持って研究ホールに行き、キョウノーク問題へ対処するための様々な解決案へ投票します。それぞれの国家は自国の利益となる案、あるいは敵対国家の不利益となる案を可決させようと、独自の宣伝材料を用意してくるかもしれません。

Theseus Station。研究センター近くにVillore Accordsが建設し、一般に開放しているエンジニアリング複合施設』

◆どうやって参加すれば?

ファンフェスのアクセスパスを入手する際、イベントで特定の国家のために活動していることを示す、Empire IDを手に入れられます。お好みの国家を選べば準備完了です!

NPC役の俳優やイベントを運営するゲームマスター達はこのEmpire IDによって、あなたがイベントへの参加を希望し、その一端を担っていることを把握できるというわけです。

コスプレは大歓迎ですが、必須ではありません。私たちはなるべく多くのファンフェス参加者がイベントを楽しんでくれたらと思っています。結局のところ、あなたはニューエデンの歴史が作られる(あるいは破壊される)瞬間に立ち会うのですから、黙って見ておく手はないのではないでしょうか?

コスプレでバッチリ決めてきた参加者は、会場をうろついているCCPスタッフがあなたのカッコイイ姿に目を留めれば、ちょっとしたプレゼントをもらえるかもしれません。

イベントに参加するには、会場に設置された四大国のブースでミッションカードを集め、投票用トークンを稼がなければなりません。トークンはキョウノーク問題の結末を決める投票で使われ、可決した解決案は実際にEVE Onlineに影響を与えます。

イベント参加者はラボのテストを手伝うよう求められたり、怪しげなバーで手がかりを探したり、肉体的・精神的な適性検査を受けたり、信仰を試されたりするかもしれません。何にせよ、すべては皆さん次第です。

イベントを積極的に動かすのか、それとも様子を見ながら他のプレイヤーと触れあうに留めるのか。どちらにしてもあなたはファンフェス2017の参加者であり、YC119年度キョウノーク研究事業に招かれた代表カプセラですから、会場はあなたのものだと思ってください。

もしイベントの途中でプレゼンや円卓会議、講演へ行きたくなったら、Empire IDを外してください。四大国のキャラクターはあなたをそっとしておいてくれます。

以上! 簡単ですね!

『キョウノーク研究センターの両塔に囲まれたRP4ヘモファイト精錬施設。画像提供: Uriel Paradisi Anteovnuecci

◆面白そうだけど...ロールプレイヤーじゃないからどうすればいいのか...

イベントはニューエデンのバックストーリーに関する知識や理解が浅くても参加できるようデザインされています。EVEでどんな背景や経験を持っていようと、すべてのファンフェス参加者に楽しんでもらうのが目的なのです。

イベント内のチャレンジ、アクティビティ、タスクは、参加者が博識でなければならないほどバックストーリーに根ざしたものではありません。頭と体を使ったシンプルなエクササイズを通してトークンを集めてもらいます。

とはいえ、もしニューエデンの世界にどっぷり漬かりたいなら、掘り下げていける部分はいくらでもあります。

どんな選択をしようと皆さんの自由ですが、あなたがロールプレイヤーであろうとなかろうと、今回の行動はこれまでにないほどニューエデンに影響を与えるだろうということは承知しておいてください。

四大国のブースはHarpa各所に設置され、ファンフェス参加者は自由に出入りできます。コープやアライアンスの仲間と一緒に自撮りしたり、お気に入りの国でゆっくりくつろいだりと、イベントに参加する以外の用で訪れるのも歓迎します。

イベントに参加するのか、普通にファンフェスを楽しむのかは皆さんにお任せします。どちらにしても、ファンフェス期間中のイベント進行状況はtwitterで#kyonokeのハッシュタグを使って確認可能です。

ファンフェスではより多くの情報をお伝えし、参加者へメールも配信します。メールボックスに注意を払い、さらに多くのことを知りたい方は状況報告会にも顔を出してみてください。

フェイスブックでも情報配信中です。

ファンフェスで皆さんと会えることを楽しみにしています!

Team Murder Services

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ここ2日の灰をテストしてみたが、焼却温度は十分なようだ。セイーツダ公園に追加の穴を掘り終えた。他の12区でも同じようなことをやっているらしい。

ドームがある限り、このペースで処理を続けることはできない。燃料が尽きかけている。もう6両のグンロギのパワーセルからエネルギーを抜いてしまった。

本部が最後に何か言ってきたのは14日も前だが、分隊はなんとかもっている。連中は俺たちを見捨てやがった。

民間人はひっきり無しに質問してくるし、みんな苛立っている。昨日はカソラが略奪者を2人撃ち、あいつを病気休暇扱いにしなければならなかった。もう限界だったんだ。

それが失敗だった。誰かが病院送りになったって話が司令部に伝わると、すぐにザイノウの奴らが現れてあいつを隔離した。その後は誰もカソラを見ていない。

あの野郎、早く戻ってきてくれよ。1人でも多く動ける奴が必要なんだ。どのみち俺たちは破滅するのかもしれないが、今この状況で俺の分隊を隔離したって何の役にも立つまい。

それに、あいつにはまだ煙草を返してもらってないしな。

パーソナルビデオログの音声記録
45834777345-A // サシロ・R
軍曹、連合ピースキーパー
駅 – 西部第9地区
ミルスカー市 – オイジャネン2
日時不明
ISD Parrot
ISD Japan
ISD Alliance
#119 - 2017-04-01 14:02:23 UTC
EVEフィクションポータルを公開
2017-03-31 16:52 By Team Inkling

カプセラ諸君、ご機嫌よう。

今日は新しく公開されたEVEフィクションポータルをご紹介します。このサイトはEVE OnlineとEVEユニバースの豊富なロアを学ぶ人々にとって、中央リポジトリ、リソースとなるポータルサイトです。私たちは多くのプレイヤーがこのようなサイトを熱望していたことを知っていますし、ボランティアライターがEVEユニバースに深みを加える機会がさらに増えることを嬉しく思っています。

[img]http://content.eveonline.com/www/newssystem/media/72016/1/FACTIONS.png[/img]

実際、fiction.eveonline.comを公開するにあたって、ボランティアライター達はとても良い仕事をしてくれました。Team WebsterやTeam Murder Servicesを始めとする開発チームの働きも忘れてはいけませんね。

◆ロアの保管庫

EVEフィクションポータルを訪れた人は、人種や国家、コーポレーションの解説記事、さらにクロニクルやショートストーリーなど、大量のロアを目の当たりにします。EVEのロア沼にはまりたい人々のため、そこにはあらゆる種類の記事が用意されているのです。ニューエデンのロアを効率よく読み進めたいときはタグと検索機能を使ってください。

EVEのストーリーラインとそれを取り巻く各種フィクションは、開発者とボランティアとプレイヤーが時間をかけて積み重ねてきたものです。今後はこのポータルサイトがリソースとツールを兼ね、ロアの発展に大きく貢献していくことでしょう。

[img]http://content.eveonline.com/www/newssystem/media/72016/1/JOVE.png[/img]

◆新展開

EVEフィクションポータルの公開と同時に、Interstellar Correspondentsと「Mercury」ボランティアライターチームが統合され、新たにNew Eden Correspondentsが発足します。この新しいボランティアライターチームは、Team Inkling(EVE Onlineの世界観構築に専念する新しい開発チーム)と密接に協力していきます。

Murder ServicesやEVE featureのような部署をまたいだ開発チームとボランティア達、そして皆さんプレイヤーとともに、Team Inklingはより多くのロアをEVE Onlineへともたらします。すべてはあらゆるプレイヤーに楽しんでもらうためです。

[img]http://content.eveonline.com/www/newssystem/media/72016/1/CHRONICLES.png[/img]

EVEフィクションポータルを公開できたことは重要な一歩だと言えます。私たちはポータルサイトを最新の状態に保つため、さらなるコンテンツを追加し、ボランティアや開発チームが新しいロアを発表していきます。

fiction.eveonline.com
へのご意見・ご感想はこの開発者ブログの総合感想スレッドからお聞かせください。ポータルサイトのコンテンツに関する問題やリクエストはhttps://github.com/ccpgames/eve-fiction-issuesでも受け付けます。

EVEフィクションポータルを存分にお楽しみください!

Team Inkling、with Team Webster、Team Murder Services、New Eden Correspondents
ISD Parrot
ISD Japan
ISD Alliance
#120 - 2017-04-02 07:38:46 UTC  |  Edited by: ISD Parrot
発表! アップウェル・オーガニックマス・グラニュレーター
2017-04-01 12:18 By Team Five 0

[img]http://content.eveonline.com/www/newssystem/media/72015/1/FLEET_FIGHTY.jpg[/img]

不敵なカプセラ諸君、ご機嫌よう!

この開発者ブログでは、とどまるところを知らないアップウェル系ストラクチャの次なる一歩をご紹介します。

ここ2、3週間にわたり、皆さんはアップウェル・コンソーシアムのストラクチャについて色々な話を耳にしてきたと思います。もう間もなく...いつとは言えませんが...実装される予定の、リファイナリーがその代表格ですね。

今日はリファイナリーとは別のストラクチャについてお話ししましょう。実装までそう遠くありませんよ。これはプレイヤーがニューエデンのインフラ機構を構築する、未来のゲームプレイに対する投資なのです。アップウェル・コンソーシアムがさらに商売の手を広げ、展開型ストラクチャ市場の覇権を狙って生み出した、まったく新しいストラクチャ。その名も、オーガニックマス・グラニュレーター(Organic Mass Granulator、有機体造粒装置、略してOMG)。

◆基本概念

オーガニックマス・グラニュレーターはモバイルトラクターユニットの兄貴分とも言うべきストラクチャです。モバイルトラクターユニットは迅速な戦利品回収装置として、ニューエデン中でカプセラに愛用されています。

しかし、私たちは何年もコミュニティの声に耳を傾け、真に輝かしいものが金ではないことを悟りました。大規模戦の後、戦場にはサルベージ品やモジュールよりもずっと貴重なものが残されていたのです。

何を言っているか分からない? いやいや、もちろんコレのことですよ。

[img]http://content.eveonline.com/www/newssystem/media/72015/1/CORPSES.png[/img]
上図: 一般的な人類の死体(ミートゥス・ポプシクルス/Meatus Popsicullus)

オーガニックマス・グラニュレーターが実装されれば、カプセラは砲口の先にいた哀れな犠牲者のクローンを使い、ついに自分たちのクローニング契約コストを埋め合わせできるようになるのです。

戦闘後、あなたが普通のモバイルトラクターユニットと一緒にオーガニックマス・グラニュレーターを展開すれば、グラニュレーターはカプセルまで割られるほど不運だった死者をかき集め、ストラクチャ内へと回収します。

また、私たちはバイオマス収集が一部界隈において非常に人気のある趣味だという事実を認識しています。もしあなたが災難に遭ったパイロット達をたんまりコレクションしているなら、オーガニックマス・グラニュレーターを宇宙空間に展開し、同グリッド内にコレクションをジェットソンしてみてください。グラニュレーターはあなたのコレクションを新鮮な死体と同じように集めてくれるでしょう。(ただしグラニュレーターの有効射程100km以内に限る)

[img]http://web.ccpgamescdn.com/newssystem/media/72012/1/BIOMASS_PROCESSOR_550.jpg[/img]
上図: オーガニックマス・グラニュレーターのコンセプト画(CCP PointyBits作)

◆それだけじゃありません!

オーガニックマス・グラニュレーターの機能は死体を集めるだけではありません。満タンになったグラニュレーターは、死体を有用な原材料へと加工できるのです。

気の毒なバイオマスからは塩化ナトリウムとラクリミクスが抽出できます。これらは船とカプセルを失ったカプセラの死体に高濃度で含まれている物質です。

[img]http://content.eveonline.com/www/newssystem/media/72015/1/RESULTS.png[/img]
上図: 1体の犠牲者を加工した結果

この原材料をマーケットで売って堅実な利益を得ても構いませんし、新しい種類のコンバットブースターを製造するために使う手もあります。

◆塩化ナトリウムとラクリミクスを用いたブースター製造

新しいコンバットブースターを製造するには塩化ナトリウムとラクリミクスの両方が必要になりますが、それによって引き出される効果は恐るべきものです。

新種のスーパーチャージド・コンバットブースターはグラニュレーターと同時に実装され、先に述べた2つの原材料を必要とし、使用時には様々な分野へぶっ飛んだボーナスを提供します。

[img]http://content.eveonline.com/www/newssystem/media/72015/1/BOOSTERS.png[/img]

これらのブースターが付与するボーナスは下位互換のブースターと同じ性質を持っていますが、その効果ははるかに強烈*です。詳細は以下のとおり。

スーパーチャージド・ブルーピル – シールドブースト効果が1,337%向上
スーパーチャージド・クラッシュ – 精度低下距離が1,337%拡大
スーパーチャージド・ドロップ – トラッキング速度が1,337%向上
スーパーチャージド・エグザイル – アーマーリペア効果が9,001%向上
スーパーチャージド・フレンティックス – 最適射程距離が9,001%拡大

*アップウェル・コンソーシアムはこれらのブースターの使用に起因する認知機能低下について責任を負いかねます。同様に、アップウェル・コンソーシアムはこれらのブースターを使用したことで発生した財産または生命、あるいはその両方の喪失について一切責任を負いません。

◆ファクション派生タイプ

通常版オーガニックマス・グラニュレーターの実装が成功したら、高機能なファクション派生タイプを導入する計画もあります。まずは四大国バージョンと特別仕様を実装し、続けて海賊勢力バージョンを追加していく予定です。

ファクションタイプは上で説明した標準的なバイオマス加工を、産出量15%増で実行できます。さらに、ファクションタイプは添加物ベイを備えており、グラニュレーターの産出物を強化するために追加素材を投入できるようになっています。

帝国海軍仕様オーガニックマス・グラニュレーター

投入物:
[img]http://content.eveonline.com/www/newssystem/media/72015/1/AMARR_INPUT.png[/img]

産出物:
[img]http://content.eveonline.com/www/newssystem/media/72015/1/AMARR_OUTPUT.png[/img]

注意: 帝国海軍仕様は発酵プロセスのためにサイクル時間が10%長くかかります。

カルダリ海軍仕様オーガニックマス・グラニュレーター

投入物:
[img]http://content.eveonline.com/www/newssystem/media/72015/1/CALDARI_INPUT.png[/img]

産出物:
[img]http://content.eveonline.com/www/newssystem/media/72015/1/CALDARI_OUTPUT.png[/img]

連邦海軍仕様オーガニックマス・グラニュレーター

投入物:
[img]http://content.eveonline.com/www/newssystem/media/72015/1/GALLENTE_INPUT.png[/img]

産出物:
[img]http://content.eveonline.com/www/newssystem/media/72015/1/GALLENTE_OUTPUT.png[/img]

共和国艦隊仕様オーガニックマス・グラニュレーター

投入物:
[img]http://content.eveonline.com/www/newssystem/media/72015/1/MINMATAR_INPUT.png[/img]

産出物:
[img]http://content.eveonline.com/www/newssystem/media/72015/1/MINMATAR_OUTPUT.png[/img]

注意: 水は飲用には適していません。

クァフェ特別仕様オーガニックマス・グラニュレーター

投入物:
[img]http://content.eveonline.com/www/newssystem/media/72015/1/QUAFE_INPUT.png[/img]

産出物:
[img]http://content.eveonline.com/www/newssystem/media/72015/1/QUAFE_OUTPUT.png[/img]

オーガニックマス・グラニュレーターの実装スケジュールはリファイナリーと同じく、「準備が終わり次第」です。グラニュレーターは完璧に機能するようになってからTranquilityサーバーに登場します。

いつも通り、この開発者ブログに書かれているすべての内容に変更の可能性があります。皆さんのフィードバックへ反応したり、実装までにデザインを調整したりするかもしれませんが、開発を進める中で新しい展開があればすぐにお知らせします。

皆さんの行く手に良き旅と中身のたっぷり詰まったカプセルがありますように!

Team Five-0