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EVE Online ワールドニュース

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#1 - 2015-08-01 14:55:49 UTC  |  Edited by: CCP Katana
こちらのスレッドではEVE Onlineの世界、ニューエデンで起きた様々な出来事を報じるワールドニュースを投稿していきます。
可能な限り正確な訳をとりたいと考えていますが、何か間違いを発見した際はお知らせいただければ幸いですBig smile
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#2 - 2015-08-01 15:00:11 UTC  |  Edited by: ISD Parrot
アマー海軍が起工式の実施を発表、女帝陛下もご臨席に
2015-07-18 17:02 アマー公共ニュース、Zara Serir(ザラ・セリル)

サフィゾン発-今朝の声明において、アマー海軍は新たに儀典用旗艦を建造し、新造艦は数週間以内に帝国造船所で完成する見通しだと発表した。

アマー海軍広報部から発表された声明は新造艦の設計について幾つかの点を明らかにしており、新造艦は「アバドン級戦艦の船体を基本に」建造されるという。

多くの専門家は3月に建造され、「『TESライチャス・クロス』と命名された帝室仕様アバドン」の試作艦が、今回の新造艦に用いられる技術の試験運用を行ったのではないかと見ている。

また、声明は新造艦が「帝国全土の技術の粋を集めた」戦艦となり、「船体はこれまで考案された中でも最も先進的な装甲積層技術を導入した、相当の耐久力を誇る」ものになるとも語っている。

新造艦に要求されるエネルギー出力は通常のアバドン級の主動力源出力から約50%増加しており、インペリアルアーマメンツ社の最新のエネルギー兵器サブシステムが必要とするエネルギーを供給するため、「試作段階にある最先端の正八胞体キャパシタユニット」を搭載する予定だ。

しかしながら、報道機関の注目を集めたのは新造艦の驚くべき性能ではなかった。それというのも、ジャミル1世陛下が新造艦を祝福し、建造の始まりを宣するために今夕の起工式へ出席されるという予告があったのである。

各国の報道機関は1年以上にわたって女帝陛下の健康状態を取り沙汰してきたが、この予告によって陛下が公の場から姿を消された日々が終わりを告げた。

ジャミル1世陛下は後ほどDam-Torsad(ダム・トーサッド)を出立され、艦の祝福と建造開始の宣言の前に帝国造船所を視察なさるため、サフィゾン星系へ向かわれるものと思われる。
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#3 - 2015-08-01 15:01:30 UTC  |  Edited by: ISD Parrot
ジャミル1世陛下、アマー海軍本部へ行幸
2015-07-20 20:09 アマー公共ニュース、Zara Serir(ザラ・セリル)

サフィゾン発-この週末、帝国臣民はジャミル1世陛下の姿を目にして喜びに沸いた。陛下は帝国造船所の視察のためにアマー海軍本部を訪問なさり、「アウクトリタス」と命名された新造艦を起工式の場で祝福された。

女帝陛下はスローンワールズ艦隊麾下のアバター級タイタン、これまで公開されていなかった「EFセラフ」をお召しになられ、サルム家の塗装を施された4隻のアマー海軍主力艦に警護されながら、帝国サイノシュラル・ネットワークを通じてサフィゾン星系へ向かわれた。

女帝陛下がアマー星系からサフィゾン星系へとお出でになると、第24隊帝国十字軍、Praetoria Imperialis Excubitoris(プラエトリア・インペリアリス・エクスクビトルス/帝国近衛巡察隊)、Curatores Veritatis Alliance(クラトレス・ヴェリタティス・アライアンス/真理擁護同盟)の忠実なカプセラたちが陛下を出迎えた。その後、陛下は新造艦の艦名ととも に幾つかの新しい情報を明かされた。

陛下のお言葉によれば、新造艦は「スローンワールズ艦隊新旗艦」として建造される。この艦隊はアマー帝国中枢の防衛を担っており、帝国5皇家が直々に率いている。

陛下は「アウクトリタス」が「アバドン級戦艦の船体を基とする帝室仕様艦」で、配備された暁には「帝国海軍でも最も技術的に進化した戦艦」になるであろうとも話された。

カプセラたちがジャミル1世陛下が数ヶ月にわたって公務から遠ざかられていた旨を尋ねると、陛下は直々にお答えになり、「もし皆が望むほど私が姿を見せなかったとしても、国務における私の存在は揺るぎなかった。しかし、かつて誰も目の当たりにしたことのない光景が、行動すべき時が近づいている」と仰られた。ドリフターズと彼らの帝国に対する敵意については、陛下は簡潔にお答えになった。「帝国はドリフターの軍勢による脅威を食い止められるものと信じる。 我々はこの…獣どもを調べている最中だ。その起源はいまだ明らかでないが、主の御業から生まれたものでないのは間違いない」

現時点ではアマー海軍は「アウクトリタス」の仕様について多くを語っていないが、およそ8週間ほどでアマー星系での儀式的試験航行のために皇家筋へ供されるものと思われる。
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#4 - 2015-08-01 15:02:56 UTC  |  Edited by: ISD Parrot
速報!アマー海軍主力艦艦隊がスローンワールズで目撃される
2015-07-25 17:29 スコープ、Lina Ambre(リナ・アンバー)

速報-サルム家の塗装を施された複数のアマー海軍艦艇がスローンワールズで確認された。

アマー海軍主力艦は国境線付近でしばしば目撃されているが、今回は皇家が女帝ジャミル1世が個人的に「メキオスの墓場」を訪れると発表した直後の動きだ。長らく姿を隠してきた女帝の動向には全ニューエデンの注目が集まっている。

確認された艦艇は帝国警備隊、帝国上層部の警護のために特に編成されたアマー海軍特別部隊の所属の可能性が高い。目撃者は少なくとも2隻のイーオン級大型艦載機母艦がサフィゾン星系から帝国の中心部へ移動していたと話した。

艦隊の行き先は不明だが、アマー星系へ向かうのではないかと思われる。
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#5 - 2015-08-01 15:05:47 UTC  |  Edited by: ISD Parrot
速報!意識思考学会の艦艇、サルムプライム星系にて撃沈!
2015-07-25 20:40 スコープ、Lina Ambre(リナ・アンバー)

サルムプライム星系-先ほど、スコープは意識思考学会所属のグノーシス級巡洋戦艦がスローンワールズで撃沈されたことを確認した。

この艦は学会のジェミネイト分会で上級指導者を務めるMatshi Raish(マツィ・ライシュ)が操縦していたが、周辺宙域から退去するよう数度の要請が繰り返された後、女帝ジャミル1世の命令によって撃沈された。

事件が起きたのはサルムプライム星系の「メキオスの墓場」だ。この場所はYC110年6月10日にサッカー部族・ミンマター海軍の連合艦隊がアマー艦隊に敗れたメキオスの戦いの跡地であり、大量のデブリが戦勝記念碑としてそのまま残されている。

ジャミル1世がアマー支持派のカプセラたちへ目の覚めるような演説を行っていると、意識思考学会のグノーシスが現れ、女帝が搭乗しているアバター級タイタン「セラフ」へ未知のスキャン装置を使用し始めた。グノーシスはスキャンを中止して周辺宙域から退去するよう数度にわたって要請されたが、これを無視したため、ジャミル1世はアマー支持派と警護の艦隊に撃沈を命じた。

意識思考学会は現時点ではグノーシスの撃沈とMatshi Raish(マツィ・ライシュ)のカプセルの破壊について公式な声明を発表していない。
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#6 - 2015-08-01 15:10:48 UTC  |  Edited by: ISD Parrot
サフィゾンへ攻撃、余波の中で正常化作業始まる
2015-07-31 23:26 スコープ、Lina Ambre(リナ・アンバー)

サフィゾン発-アマー海軍がドリフターズと交戦し、甚大な被害を受けた。100隻以上のドリフター艦隊が海軍本部と造船所に現れ、警備についていたアマー艦隊を強襲したのである。

ドリフターズは数波に分かれて海軍本部と他星系へ通じるスターゲートを襲い、カプセラたちからSilverfish - 「紙魚」とあだ名されている多くのドリフター艦は、星系全体を封鎖するためによく組織化された艦隊を編成していたようだ。

合計150隻近くのドリフター艦隊はアマー海軍およびアマー税関警備隊に不意の攻撃をしかけ、アマー海軍は400隻以上の予備戦力でこれを迎え撃った。30分にもわたる長い戦闘が続いた後、戦闘に参加したアマー艦隊の大部分は撃沈されるか、修理と補給のために全面撤退せざるをえなくなった。

ドリフター艦隊もアマー海軍との交戦で相当数を失い、最初の戦闘から約30分後に到着したCuratores Veritatis Alliance(クラトレス・ヴェリタティス・アライアンス/真理擁護同盟)艦隊と交戦して撃破された。

戦闘が終わった後、スコープは自社測量船による独自の調査を行い、300隻以上のアマー海軍艦艇が撃沈されたことを確認した。これには40隻を超えるアポカリプス級戦艦、120隻以上のオーメン級、オーゴロー級巡洋艦が含まれている。

アマー海軍は捜索救助任務にあたっており、現時点では公式な発表はなされておらず、第24隊十字軍が生存者捜索とサルベージのために残骸を調査している姿も目撃されている。

(画像)
渦線陣形をとってドリフター戦艦を攻撃するアマー海軍クルセファー級フリゲート

(画像)
目撃者が長期戦と語る戦いの中で、多くのアマー海軍艦艇が撃沈された

(画像)
アマー海軍の対応は迅速だったが、複数の目撃者はそれが「不十分」なものだったと話している
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#7 - 2015-08-07 11:32:10 UTC  |  Edited by: ISD Parrot
「Singularity」サーバーに毎年恒例の戦いがやってくる
2015-08-06 12:10 ISD Tedra Kerrigan

今月は毎年恒例の壮絶な戦い、「Theomachy(セオマキー)」のラストマン・スタンディングイベントが「Singularity」サーバーで行われる。

イベントは8月8日(土)、EVE時間20:00から開始される。集合時間はEVE時間19:00だ。今年の賞品は次の通り。優勝者にPLEX12枚と「EVE:The Second Decade Collector's Edition」。2位にPLEX6枚と「EVE Universe:The Art of New Eden」、「EVE:Source」。3位にPLEX1枚と「EVE:True Stories」。条件が伏せられた秘密の実績システムも用意されており、賞品総額は30Biskにも上る。

昨年のイベントでは230名のプレイヤーが参加し、856Bisk相当、1500隻以上の船が宇宙の塵となった。前回の実績システムを1つ紹介しておくと、最初にカプセルを破壊されることが条件の「Frozen Death(凍てつく死)」というものがあった。これを達成したのはGuisseppe Saissore(ジュゼッペ・サイソア)で、賞品として+5インプラントセットが贈られた。

もし最も多くの実績を達成することが条件の実績があったとしたら、それを達成したのはMystical Might(ミスティカル・マイト)だったに違いない。彼は最多キル、最多監督官(イベント運営者)キル、最多最終攻撃を含む8つの実績を達成していた。

「私はアライアンスメンバーから一種のチームに誘われました。合計19人のチームです。1人が裏切者だったことに目をつむるなら」 イベント後、Mystical Mightは参加者の視点から戦いを振り返った。「1時間ほど経って監督官艦隊が現れると、私たちのチームはバラバラになってしまいました。しかし、私は好きなように飛びまわり、『助け』が必要な場所へワープしていたので、大した問題ではありませんでした」

Mystical Mightのチームの「裏切者」とはAthena Olympia(アテナ・オリンピア)のことだ。彼女は2014年のイベントで密かに監督官を務めていた。

Mystical Mightは自分の勝因が早い段階でオーソラスに乗りこめたことにあったとしている。「本当に役に立つ船でしたよ」と彼は言う。「ただ、ミサイルの数が少なくて、最後はどのダメージ属性のミサイルもリロード1回分しか残らなかった」

イベントの究極の目的はラストマン・スタンディングになること…つまり戦場に最後に立っているパイロットになることだ。このイベントは最大400名まで参加可能で、参加者はハンガー・ゲーム式のデスマッチに身を投じ、死ぬまで戦うのである。

参加者はカプセルの状態で戦場へ放りだされ、星系全体にばらまかれた装備済みの船を探しだし、監督官たちに狩りたてられながら、他の参加者を亡き者とするために駆け回らなければならない。

昨年の優勝者、James Ogeko(ジェームス・オジェコ)は5人のコープメンバーとチームを組み、イベント開始から5分後には良い装備のロークを見つけた。他のチームメンバーは彼ほど幸運ではなく、ある者は武装のないタイフーンを、ある者はハルタンクのアバドンを、そして他の者はフリゲートしか見つけられず、海軍仕様の巡洋艦に乗りかえる前に監督官艦隊によって撃沈されてしまった。James Ogekoは最後にパッシブタンク装備のドレイクに乗りこみ、彼はこの船で生き残って優勝を果たした。

彼は「私たちのほとんどはサドンデスの間に監督官たちによって殺されてしまいました」と話している。「大量のふざけた装備の船と(実際は艦隊の体をなしていない)大艦隊だけを思う存分楽しめます。本当に面白かった」

ライブストリーム放送に関する詳細はまもなくフォーラムで公開される。

前回開催時のキルボード
James Ogekoのキルメール
最高額のキルメール
Theomachy公式サイト
本イベントに関するスレッド
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#8 - 2015-08-16 10:46:33 UTC
アマー帝国新旗艦の試験航行始まる
2015-08-11 15:12 スコープ、Alton Haveri(アルトン・ハヴェリ)

サフィゾン発-本日、アマー海軍新旗艦「TESアウクトリタス」がドメイン、ノーゴー・コンステレーションで目撃された。護衛艦に囲まれた「アウクトリタス」はスローンワールズを横断してエビダン星系へ向かい、同星系では今週中にも最初の試験航行が開始されるのではないかと噂されている。

「アウクトリタス」はアマー海軍の新たな儀典用旗艦として建造が発表され、7月20日、女帝ジャミル・サルムがサフィゾン星系の海軍本部を帝国造船所視察のために訪れた際、起工式の場で正式にこの名を与えられた。

「帝国海軍でも最も技術的に進化した戦艦」と喧伝され、その詳細な性能が伏せられたままになっていることから、「アウクトリタス」は女帝の座乗艦となる可能性が高い。スコープが複数のサブシステム開発関係者から入手した情報によると、本艦にはこれまでアマー系艦艇に使用されてきた中でも最も先進的な装甲積層技術が導入され、搭載される新型反物質リアクターはアマー海軍の標準的なアバドン級戦艦のそれと比べて30%以上効率性が向上している。

多くの軍事愛好家が黄金色に輝く船体を写真に収めようと待ちうける中、「アウクトリタス」は約4時間前にアマー海軍本部を出港し、スローンワールズへ向けて針路をとった。

「アウクトリタス」は船体の不備の有無や安定性、火器管制、機関制御サブシステムの実性能など、あらゆる点を最長2週間かけてテストし、その後は最後の艤装と正式な試験航行のためにサフィゾン星系へ帰還するものと思われる。
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#9 - 2015-08-16 10:48:15 UTC  |  Edited by: ISD Parrot
アマー海軍、ドリフター艦隊の第2次攻撃を撃退
2015-08-15 21:46 スコープ、Alton Haveri(アルトン・ハヴェリ)

サフィゾン発-アマー海軍本部周辺でのほぼ24時間にわたる救難活動が終了し、大量の残骸が一掃され、何万名もの海兵が救出された。今回のドリフター艦隊の強襲は2週間前、7月31日の第1次攻撃よりはるかに大規模かつ集中的なものだった。

アマー海軍第3艦隊を率いるRen Karetta(レン・カレッタ)大提督の指揮下には500隻を超える艦艇が集結していた。彼の艦隊は100隻単位の戦艦を中心に、フリゲート、強襲型巡洋艦からなる精鋭部隊がドリフターズ来襲に備えて海軍本部の守りを固めた。交戦の結果、決定的かつ攻撃的な反撃をくわえたアマー海軍は甚大な被害を被ったものの、ドリフター艦隊は完全に撃滅された。

現地から熾烈な戦闘を中継した際、ドリフター艦隊の襲撃を速報で伝えた当社記者Lina Ambre(リナ・アンバー)の乗るドラグーン級オプックスヨットがドリフター艦に撃沈され、彼女のカプセルも混戦のさなかに破壊された。現在のLinaは安全かつ良好な環境下にあり、オルボア星系の当社本社で全面的な医療評価を受けて回復しつつある。

今回の襲撃についてKaretta大提督にコメントを求めたところ、彼はドリフターの動機について率直な感想を漏らした。「現時点では奴らの動機が何なのか謎のままだ。この獣どもは軍事目標だけを襲い、帝国の通商や民間人には一切興味をもっていないように思える。とにかく、帝国海軍は厳戒態勢を維持し、第24隊帝国十字軍と女帝陛下のあらゆる戦力も軍に準じた警戒態勢をとり続ける」

Karetta大提督はサフィゾン防衛とアマー海軍の圧倒的な対応についても質問に応じ、「2週間前にサフィゾンが攻撃を受けた後、各艦隊の司令官は状況を評価するためにサンダラ大提督と会い、国境防衛とドリフターズ撃退のためにあらゆる措置を講じるよう指示を受けている」ことを明らかにした。

彼はこのような言葉を続けた。「戦闘によって甚大な被害が出たのは遺憾だが、軍は兵たちが主の眼差しの下で発揮する技量、不屈の精神、戦闘技術を誇りに感じている。我々はドリフターの動機、目的の解明につながることを願いつつ、奴らの戦術戦法を研究している最中だ。敵を完全に理解し、撲滅するまで、帝国軍は主に選ばれし民の盾となり、熟練した忠実な兵士は臣民と帝国の未来を脅かす者を破る剣となるだろう」

アマー帝国はもちろんのこと、カルダリ連合、果ては一部のガレンテ連邦の軍事評論家までもがKaretta大提督の指揮を讃え、ドリフターズに対して初めて決定的な勝利を得たアマー海軍第3艦隊の確固とした反撃を賞賛している。
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#10 - 2015-08-21 16:39:20 UTC  |  Edited by: ISD Parrot
アマー海軍が新旗艦引渡式の準備を開始
2015-08-21 14:53 スコープ、Alton Haveri(アルトン・ハヴェリ)

サフィゾン発-アマー海軍は新旗艦を女帝ジャミル・サルムへ引き渡す準備を始め、スローンワールズとアマー海軍本部の間では女帝の到着に備える多くの艦艇が目撃されている。

帝室仕様アバドン級戦艦2番艦として建造されたTESアウクトリタスは、今夕18:00、サフィゾン星系において皇家に引き渡され、正式にアマー海軍の新たな儀典用旗艦としての任につく。その後、アウクトリタスは帝国警備隊とアマー海軍に護衛されながらアマー星系へ向かい、艦隊参加を公式に歓迎するためのスローンワールズ艦隊による大規模軍事パレードに参加する予定だ。

ニューエデン中の軍事愛好家たちは新旗艦のお目見えを今や遅しと待ちかまえ、既にサフィゾン星系へ集まり始めている。アウクトリタスには最も先進的な装甲積層技術が導入されているというが、これまで建造されてきた「帝室」用艦艇のように、同艦も純金の装飾を施されていることだろう。

この48時間以内にサルム家、コルアゾール家、アーディシャパー家の塗装を施された艦艇がアマー星系へ向かっているのも確認されており、TESアウクトリタスはパレードにおいて5皇家の代表から出迎えを受けるのではないかと考えられている。
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#11 - 2015-08-22 08:49:42 UTC  |  Edited by: ISD Parrot
宮廷侍従長がジャミル1世陛下の崩御を発表
2015-08-21 22:14 アマー公共ニュース、Zara Serir(ザラ・セリル)

ヘディオン発-宮廷侍従長ポミク・ハロミ卿が発表した声明を受けて、アマー公共ニュースはジャミル・サルム陛下が崩御されたことを正式に確認した。

アマー海軍新旗艦となる帝室仕様アバドン級戦艦TESアウクトリタスの受渡式、そしてスローンワールズ艦隊の歓迎式典に赴かれる途上、ジャミル1世陛下と帝国警備隊の護衛艦隊はサフィゾン星系に到着して数分のうちに襲撃を受けた。

陛下がお召しになられていたアバター級タイタンTESセラフの撃沈は、帝国軍にとってここ100年間で最大かつ最高額の兵器損失である可能性が高い。

先ほど発表されたハロミ侍従長の声明は、ジャミル・サルム陛下が「主の意思、主の決断、そして主が選び給うた帝国を守る戦いの中で斃れられた」と述べた上で、「陛下が神の眼差しのもとに披露された比類なき強さ、我が身を省みない献身、驕らぬ姿」に敬意を表した。

既に帝国全域では哀惜の念にたえない数十億の臣民が祈りの場へ集まり、ニューエデン各国の国家元首からも弔辞が届いている。ハロミ侍従長からは「帝国軍は最高度の厳戒態勢にあり、宮廷が平常に復帰すべしと判断するまで警戒が続けられる」という、国内を平静に保とうする言葉も聞かれた。

侍従長は次のような言葉で声明を締めくくった。「帝国軍の全部隊は帝国の国境、臣民、そして主の意思の防衛を第一とするよう命じられている」

この会見の後、宮廷は陛下が命を落とされた事実を確認してから1時間以内に皇家からハロミ侍従長へ権限が移譲されたこと、侍従長の最初の行動はアマー海軍全部隊への厳戒態勢命令、軍・政府首脳部のDam Torsad(ダム・トーサッド)招集だったことを明らかにした。

今後は戦略省、アマー海軍、帝権保安省、帝国首相、宗教評議会、第24隊帝国十字軍、そして5皇家代表者からも現況に対する声明が発表されるのではないかと思われる。
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#12 - 2015-08-23 15:17:37 UTC  |  Edited by: ISD Parrot
CONCORDならびにニューエデン各国のジャミル1世の死に対する反応
2015-08-22 13:55 スコープ、Lina Ambre(リナ・アンバー)

ユーライ発-昨日のドリフターによるアマー帝国女帝ジャミル1世の暗殺を受けて、CONCORDは星団安全保障委員会を招集、各国も緊急の外交活動を続けている。CONCORDインナーサークルの報道官が発表した声明によると、「CONCORD所属部隊およびDED艦隊はYC112年に発生したサンシャ国による惑星規模の拉致以来の最高度警戒態勢」にある。

報道官は声明を次のように続けた。「インナーサークルはジャミル1世の死に衝撃を受け、深い悲しみを感じていますが、今最も懸念されるのはニューエデンの安全保障問題です。我々は現在の状況が沈静化するまで警戒を緩めず、治安維持という最優先任務に基いて事態の進展を注意深く見守ります。当然のことながら、現在CONCORDが最大の懸念事項だと考えているのはドリフターの脅威です」

カルダリ連合では代表取締委員会が「アマーの人々に対して遺憾と哀悼の意」を表した。委員会の公式声明はジャミル1世について、「連合と全企業市民は、我が国と帝国の友好関係において非情に重要な役割を果たされたジャミル1世陛下の死を惜しむものである。我々は陛下を追悼するとともに、彼女の魂が終の場所で安らかんことを祈る」と述べている。カルダリ海軍は国境線に沿って展開し、「国内の治安維持ならびにドリフター勢力から明らかに脅かされている企業資産を保護するため」に巨大企業の治安部隊も出動している。

ガレンテ連邦のジャッカス・ローデン大統領は国内向けGalNet放送を行う前に、閣僚、軍事顧問、主要な元老院議員らとの協議の場を設けた。放送ではローデン大統領はジャミル1世を讃え、「彼女は私との交渉に臨むとき、常にはっきりとアマー帝国と自国民の利益を代表する立場に立っていました。実に感銘すべき指導者でした」と発言した。

その後、ローデン大統領は次のように言葉を続けた。「もちろん、私と彼女、そしてアマー帝国の政治姿勢は多くの点で異なっていましたが、今なお続く両国の紛争を考慮しても、彼女は世界にとって前向きな力だったと言えるでしょう。ガレンテ連邦と連邦国民を代表し、私はアマー帝国の人々に心から哀悼の意を表します」 ガレンテ海軍はガレンテ全域で侵攻防御地点に展開中だと報じられており、連邦情報局は特殊偵察部隊がドリフターの活動の監視に全力を注いでいると発表している。

部族会議で安全保障に関する協議を終えたミンマター共和国サンマターのマレアツ・シャコールは、報道陣に対して簡単なコメントを発した。「私は諸部族と協議し、安全保障問題について最良のアドバイスを得ている。いわゆるドリフターズはミンマター諸部族に対してただちに脅威となる存在ではないというのが我々、つまり部族会議の判断だ。だが、我々はこの勢力が超大国の防衛網を突破する能力をもっていること、このような暴力的な方法で国家元首が除かれた時は決まって不安定な情勢をもたらすことを憂いている。奴隷となっている同胞たちがアマー帝国の政情不安によって更なる苦難に見舞われないかどうかが最も気にかかるところだ」

共和国の街角では喜びを隠そうとする動きはあまり見受けられない。女帝の死を祝う大群衆について尋ねたところ、サンマター・シャコールはコメントを拒否した。クルースアル部族のテネルハッディ・ダイコン族長はサンマターほど寡黙ではなく、「なぜ喜んではいけないのか? 狂ったスレイヴァー・ハウンドの死を喜ぶように、私は喜んでいる」と声高に答えた。
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#13 - 2015-08-23 15:21:42 UTC
宮廷侍従長はSuccession Trials(帝位継承試験)の開催を発表、枢密院と宗教評議会が細目協議へ
2015-08-22 18:48 スコープ、Lina Ambre(リナ・アンバー)

アマープライム発-アマー帝国がドリフターによる女帝ジャミル1世暗殺の動揺から立ち直りきれていない中、秩序ある帝位継承を実現するため、帝国当局はポミク・ハロミ侍従長の下で迅速に行動している。アマー帝国の慣例ではいずれかの帝位継承候補が皇帝に即位するまで、宮廷侍従長が帝国政府を存続させる使命を帯びている。

ポミク・ハロミ侍従長は惑星アマープライム、帝都Dam Torsad(ダム・トーサッド)の皇宮から短い声明を発し、至尊の玉座を次に占める人間を決めるための継承試験は前回同様チャンピオンシップを用いることを発表した。

伝統通りに帝位継承試験を行う旨を告げる際、ハロミ侍従長は次のように述べた。「主が御自ら審判を下される様子はありませんので、各皇家に選ばれた代表者が相競い、以て帝位継承の試験とすることを、ここに私の神聖な義務として宣言いたします。聖なるアマーを守るために武勇を奮うのは臣民にとって何よりの重大事ゆえ、忠実なるカプセラ諸氏の中から、我こそは至高の主君に仕えんと名乗りを上げる騎士が現れるものと期待しております」

宮廷侍従長は枢密院と宗教評議会が帝位継承試験の細かな規則を定めるために特別な宗教会議を開く予定だと明らかにし、声明を締めくくった。
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#14 - 2015-08-23 15:22:58 UTC  |  Edited by: ISD Parrot
アマー帝国、ドリフターズに宣戦布告!
2015-08-25 11:29 スコープ、Lina Ambre(リナ・アンバー)

速報-先ほど宮廷から布告が発され、アマー帝国がドリフターズに対し正式に宣戦布告したとの噂が事実だと確認された。

宮廷侍従長が発表した本日付けの布告によると、帝国軍、宗教評議会、戦略省の間で行われた会議において、ケスティ・サンダラ大提督はドリフターズを「聖なるアマー、主の意思、何人にも覆しえぬ主の選択を脅かすもの」だと表現した。

布告は「帝国軍全部局は帝国の国境、臣民、主の意思の防衛を最優先任務とする指示を含む、執行命令を発令した」という言葉で結ばれており、今やアマー帝国とドリフター勢力が完全な戦争状態に突入したことを示している。

国境地帯へ向かう数千隻のアマー海軍艦艇、厳戒態勢をとるスローンワールズ防衛艦隊が目撃されていることから、これらの命令は既に遂行されつつあるようだ。

早くもアマー海軍とドリフター艦隊がドメイン、ディボイドで交戦したとの報告が入っているが、アマー海軍、第24隊帝国十字軍の大規模な作戦行動がアマー全域で確認されており、現時点では状況は不透明なままとなっている。
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#15 - 2015-08-25 16:35:18 UTC
アマー海軍、クーニッド王国にてドリフターズと交戦中
2015-08-25 15:00 スコープ、Lina Ambre(リナ・アンバー)

ナンデザ発-アマー戦略省は独立系観測筋の情報、クーニッド王国領ナンデザ星系のドリフターズ集結地点においてアマー海軍が戦闘に突入したという報告を事実だと認めた。この動きは本日のアマー帝国による対ドリフターズ宣戦布告に続くものだ。今回確認されたドリフター艦隊が彼らの行動の変化を表すものかどうかは今のところ分かっていない。

帝国軍諸部隊は戦略省が立案した戦争計画「グラビティ・ウェル」で指定された位置へ移動を続けている。女帝ジャミル1世の暗殺直後に発動されたこの計画は、中央星系の防衛強化と国境地帯の防備増強を組み合わせた、敵対勢力による「中枢無力化」に対処するためのものらしいことが明らかになってきた。計画が発動してから数時間以内に主要艦隊が配置を完了した一方で、多くの補助部隊や地上軍はいまだ指定地点へ移動中だ。

銃後では、ニューエデン最大の国家たるアマー帝国の至るところで、帝権保安省が街頭やGalNet放送を通じて活発に活動している。プロパガンダは想像を絶する邪悪への鋼の抵抗を主なテーマとし、「スローンワールズ防衛」のために働き、祈りを捧げるよう強く求めている。
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#16 - 2015-09-16 14:07:15 UTC
宮廷侍従長が女帝ジャミル1世の国葬を予告
2015-09-16 12:04 スコープ、Lina Ambre(リナ・アンバー)

アマープライム発-本日、ポミク・ハロミ宮廷侍従長は女帝ジャミル1世の国葬を執り行うと発表した。葬儀は9月20日(日)朝、惑星アマープライム、帝都Dam Torsad(ダム・トーサッド)の〈第一の預言者〉St. Gheinok(聖ゲイノック)大聖堂にて行われる。ドリフターズによるジャミル1世の暗殺以来、警備上の問題が何よりも優先されているため、葬儀は長期の延期を余儀なくされるか、全く予告なしに行われるのではないかと噂されていた。アマー当局はそのどちらを選びもしなかったが、かねてより鉄壁の防衛体制が敷かれていた帝都の守りが更に強化されるのを待っての発表だったのは間違いない。

肝心のジャミル1世の遺体は発見されておらず、その一部が見つかる可能性すら低まる一方だ。だが、警備上の課題がひとまず解決した今、皇族は出来るかぎり威厳ある形でジャミル1世の生涯に幕を下ろすことを強く望んでいるようである。宮廷侍従長の近辺からは、服喪期間が長引きすぎて帝位継承に遅れが生じるといった事態が起きないよう、侍従長が気を揉んでいるという話も聞こえてきている。

この動きと関連して、アマー帝国主要機関の関係者が集められ、帝位継承試験実行委員会が招集されたことが確認された。ハロミ侍従長は幅広い分野において経験豊かな人物に次期皇帝選出の過程を監督させるため、皇族、枢密院、宗教評議会とともに内々に調査を始めているものと思われる。
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#17 - 2015-09-21 05:46:21 UTC  |  Edited by: ISD Parrot
アマー帝国がジャミル1世の国葬を挙行、女帝の治世を讃える
2015-09-20 17:49 スコープ、リナ・アンバー(Lina Ambre)

アマー首都星発-今日、アマー帝国は女帝ジャミル1世の国葬を挙行した。誰よりも神に近く、その意をニューエデン最大かつ最多の人口を誇る帝国の統治に反映させた国家指導者として、ジャミル1世の葬儀は彼女にふさわしい威厳と荘厳さをもって行われた。葬儀は帝都ダム・トーサッド(Dam-Torsad)の壮麗な〈第一の預言者〉聖ゲイノック大聖堂(St. Gheinok)で執り行われ、ジャミル1世の治世…窮地のアマーに神から遣わされたと信じられている…が讃えられた。彼女の治世はミンマター軍による「長老艦隊(Elder Fleet)の侵攻」から始まり、「ドリフターズ」として知られる正体不明の勢力の暗殺で終わりを迎えることになった。

今朝の聖ゲイノック大聖堂、アマーの宗教的な場所の中でも最も神聖な空間の1つとされている巨大な聖堂は、参列者で溢れんばかりになっていた。入念かつ何重にも及ぶ警備の下、ジャミル1世の神性を認め、統治を讃えるために、アマーの上流階級層が帝国全土から集まったのである。葬儀は皇族付き上級司祭カレファ・サフリン・アンカドール(Kalefa Sufrin an-Kador)によって進められていたが、第24隊帝国十字軍を率いるナルミド・レボン辺境伯、アマー海軍のケスティ・サンダラ大提督、ポミク・ハロミ宮廷侍従長らの訪れで中断する場面も見られた。

大変な警戒態勢が敷かれていたが、アマー帝国の指導者たちほぼ全員が一つ屋根の下に集うというのは非情に珍しいことだ。枢密院顧問も全員が出席していたものの、皇家や各官庁、帝国軍諸軍の上層部には欠席者がいるのが見てとれた。とはいえ、大聖堂がいくら大きいといっても、もうこれ以上の上流貴族や政府関係者、その他の賓客を迎え入れる余地など無かったのだが。

聖ゲイノック大聖堂の外に広がる大広場や公園には、貴賎を問わぬ群衆が押し寄せた。ダム・トーサッドのあらゆる聖堂、神殿、礼拝堂は人々でいっぱいになり、アマー国内はおろか国境を越えた先、アマー国教に関わりある場所では多数の参列者が見受けられた。聖なる帝都から遠く離れ、直接立ち会うのが叶わなくとも、彼らは葬礼の証人となることを望んだのだった。

他国からも多くの参列者があり、ガレンテ連邦のジャッカス・ローデン大統領の参列は多くの人々を驚かせた。警護は厳重ながらも控えめなもので、大統領は個人的な敬意を表するために現れたようだ。カルダリ連合からは代表取締委員会を代表して、いわゆる「8大企業」の重役を伴い、カーラキオタ社、スクーベスタ社のCEOが公式に参列した。ミンマター共和国は自国の駐在大使を派遣したが、共和国警備サービスで情報部を指揮するビョンゴーセン・アグネイクの姿もあった。

CONCORDからはインナーサークル主席アイレス・アンジーラ、そしてDEDジェネシス艦隊司令官にして、CONCORDの対ドリフター対応の現場指揮官だと考えられているオド・コラチ准将が参列した。ニューエデン各国の政治、軍事、そして諜報における指導者層が数多く参列したため、本日の葬儀は列強にとって格好の非公式協議の場となったことだろう。

しかしなんといっても、この朝はジャミル1世のものだった。彼女は冷たく虚ろな宇宙ではなく、アマー帝国の光に満ちた神聖な空間で、人々の言葉に包まれながら、その波乱に富んだ生涯に幕を下ろしたのである。

アマー帝国女帝ジャミル1世の魂に安らぎのあらんことを。
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#18 - 2015-09-25 12:53:28 UTC  |  Edited by: ISD Parrot
帝位継承試験実行委員会が試験規程を発表、クーニッド家も参戦
2015-09-24 18:18 スコープ、リナ・アンバー(Lina Ambre)

アマープライム発-本日、帝位継承試験実行委員会はクーニッド家が帝位継承試験に参加することを発表した。この発表はアマー政治をつぶさに観察してきた人間にとっては意外な展開ではないかもしれないが、多くの人々に驚きをもって受け止められた。実際、委員会が意図したわけでもないにもかかわらず、クーニッド2世が剥奪された権利とともに皇族の地位を回復したことは、発表の最もドラマチックな部分として注目を集めている。

今日までのガルケ・クーニッド(Garkeh Khanid)はアマー枢密院および宮廷の顧問官、クーニッド王国の統治者という肩書きを有していたが、今回の決定によってクーニッド家の本当の意味での皇家復帰が実現し、彼は皇族、帝位継承権者という称号をも手に入れる。帝国政府関係者は意味ありげに口をつぐんでいるものの、これは枢密院と宗教評議会の裁可を経て決定された布告である。決定に際しては宮廷侍従長が皇帝代理を務めたものと思われ、皇族付き上級司祭カレファ・サフリン・アンカドール(Kalefa Sufrin an-Kador)も出席した密議が行われた後、ようやく同意にまで至ったと伝えられている。

ガルケ・クーニッドの皇族復帰を発表した他に、今日の発表では帝位継承試験の一環として行われるチャンピオンシップの基本的な枠組みが示された。各皇家の当主は彼らの個人的代理人を、家臣郎党とともに艦列を組み、帝位継承権者に代わって戦う権利を与える人間を選び、自分たちの運命を委ねることになる。今後は年末までに最終的な2名の帝位継承権者を絞りこむための戦いが行われるだろう。最後に残った帝位継承権者の命運を決するチャンピオンシップ決勝戦は、YC118年初頭に行われる予定だ。
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#19 - 2015-09-30 15:06:56 UTC  |  Edited by: ISD Parrot
スコープニュース – ガリスタス海賊団が大型艦載機母艦を強奪
2015-09-29

ワイバーン級大型艦載機母艦「アンテロ」のハイジャックをめぐり、ウィルコミ社が極めて不名誉な事態に直面しています。

アンテロは換装と乗組員交代のためにオッサ星系ウィルコミ社軍事ステーションに係留されていましたが、この艦は実に巧みな強奪作戦の標的となりました。少数の襲撃部隊は鹵獲したシャトルに乗りこみ、保守点検要員を装ってアンテロへ潜入。格納庫の制御系を掌握し、予定された乗組員の到着を待ち受けました。アンテロに到着した乗組員たちが格納庫に降りたったその時、襲撃部隊は攻撃を実行に移します。格納庫のフォースフィールド出力を突然低下させ、無防備な数百名の乗組員たちを一瞬で宇宙空間に放り出したのです。乗組員を排出した襲撃部隊はフォースフィールドを復旧、パスワードを書き換えて後続のシャトルを追い返しました。ガリスタス海賊団はその後の混乱に乗じて援軍を送りこみ、何が起きているのか判明する前に更なる襲撃部隊がアンテロへ侵入。混乱を味方につけた襲撃部隊は素早く艦全体を制圧すると、艦内に残っていた僅かな乗組員を圧倒し、何分も経たないうちにアンテロを完全な制御下に置きました。周囲の艦艇は強奪を阻止するためにアンテロへ攻撃を始め、相当なダメージを与えたものの、襲撃部隊はアンテロをジャンプさせていずこかへと去っていきました。

2ヶ月前にはライダイ社のLD75輸送船団が壊滅する事件が起きていますが、今回またカルダリ巨大企業が関係する大事件が起こったことになります。カルダリ連合内の情報提供者からは、2つの事件は連合内の権力闘争の一部であり、状況がよりエスカレートする現実的な危険性があるという情報も寄せられています。

なお、アンテロ強奪時に死亡した数百名の乗組員は、現在のところ公式には行方不明として扱われている模様です。

スコープよりアルトン・ハヴェリ(Alton Haveri)がお送りしました。

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ヘッドラインニュース
ブレイブ・コレクティブ(Brave Collective)が9000名以上を解雇、カプセラ雇用市場拡大につながるか
週末にかけてEONアライアンス(EON Alliance)の領域管理用拠点へ攻撃、デルヴ、ファウンテンで戦闘発生
カルダリ海軍はガリスタス海賊団によるワイバーン級大型艦載機母艦の強奪、数百名の死亡者についてコメントを拒否
連邦防衛同盟は激戦の末にプラシッドの主要星系を複数奪還
イシュコネ社メンス・レッポラCEOが惑星カルダリプライムのイシュコネ統治区域を視察する途上、ビロア星系を訪問
PLEXの市場価格は供給安定により高原状態へ
惑星パッサリ6のライダイ社サイフォン施設で水素爆発、保守作業員67名死亡
第24隊帝国十字軍のブリークランド攻勢続く、サフトガス、ウーサネン星系を再教化
エゴニックス社はYC117年度ケイル技術展で新型ARヘッドセットを発表
皇家当主はYC118年アマー帝位継承試験にむけて代理人自薦状の審査を開始
CONCORDがドリフターの脅威の更なる調査と再分類のための委員会設置を発表
カプセラは…
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#20 - 2015-10-10 13:06:01 UTC
コーポレーション・スポットライト「インペリアル・ドリームス」
2015-10-09 12:59 By ISD Jarrett Pelley

あなたの友人、隣人、敵、そして好敵手について更なる情報をもたらす不定期シリーズ「コーポレーション・スポットライト」。今回スポットライトを当てるのはインペリアル・ドリームス(Imperial Dreams)です。

インペリアル・ドリームスは、ヌル領域においてNRDS(Not Red Don't Shoot/敵対者以外は攻撃しない)のポリシーのもと活動する、有名なアマー忠誠派アライアンス「クラトレス・ヴェリタティス・アライアンス」(Curatores Veritatis Alliance/CVA/真理擁護同盟)の創設コープだ。

インペリアル・ドリームス所属パイロットの多くは目的意識を欲している。「暴力には常に理由が伴うべきである」とは、創設者アラリス(Aralis)から今日まで受け継がれてきた理念だ。

神聖なるアマー帝国に従うカプセラ集団として、CVAはプロヴィデンス(アマー帝国のすぐ近く)を領有し、中立な人間が自由に活動できる宙域として開放している。彼らの本拠地はX6AB-Y星系5番惑星に浮かぶアラリス・イモータリス(Aralis Immortalis)。12年の歴史を重ねているが、彼らの屋台骨は小揺るぎもしていない。

遡ること4ヶ月前、インペリアル・ドリームスがCVA結成12周年を祝う平和的式典を開催した際、彼らの式典は100隻以上のドリフター艦隊に襲撃され、ドリフターズを殲滅する前に多くの出席者の艦船が撃沈された。襲撃に先立ち、インペリアル・ドリームスのトリシャ・ド・ヴァネー(Trisha D'Vaney)CEOは次のように語っていた。「式典の目的はアマーの団結を求める陛下の呼びかけに応えること、帝国の正義を支える人々を結集させることにある。ドリフター艦隊の出現が懸念されるため、インペリアル・ドリームスはレン・カレッタ(Ren Karetta)提督へ正式に警備を依頼している」 この懸念が正しかったことは直後の出来事によって裏付けられた。

前線は1人でも多くのカプセラを必要としているため、インペリアル・ドリームスは有効なパイロットライセンスを持つカプセラなら誰でも歓迎するとしている。彼らのもとへ身を寄せれば、カプセラとしてのキャリアが磨かれ、知識量が増えるであろうことはほとんど間違いない。

特別な機会を迎えた際のコーポレーション・スポットライト取材要請はISD Jarrett Pelleyまで。
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